日本美術全集〈18〉戦争と美術―戦前・戦中

著者:河田 明久【責任編集】
出版社:小学館

商品説明

内容説明

日本美術全集として初めて、満州事変・太平洋戦争に関連した美術作品を一冊にまとめました。しかし、「戦争画」だけではなく、一九二〇年代後半から三〇年代にかけての、モダン・アートの展開や日本人芸術家の海外での活動なども含め、錯綜した時代の諸相を包括的にとらえた巻です。



目次

美術の闘い―昭和前期の美術
前衛美術の流れ
芸術家と社会―戦前から戦後にかけての左翼思想と美術
日本人美術家と「欧」「米」―一九三〇年から四〇年代を中心に



著者等紹介

河田明久[カワタアキヒサ]
1966年大阪府生まれ。千葉工業大学教授。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。昭和期を中心とする近代美術史を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

日本美術全集として初めて「戦争画」を集成

日本美術全集として初めて、「戦争画」を中心に、1931年の柳条湖事件、1937年の日中戦争勃発から1941年の太平洋戦争への展開、1945年の終結までに関連した美術作品を集成。単なる歴史資料としてではなく、また特定のイデオロギーにとらわれることもなく、あくまでも美術作品としての美術史上の意義と価値、戦後美術への影響を、最新の研究成果に基づき検証・考察します。
同時に、ヨーロッパ前衛美術・思想の強い影響の下、1920年代後半から30年代にかけての都市・大衆消費文化の発展を背景として隆盛した近代美術の展開。日本人芸術家のヨーロッパおよび南北アメリカ大陸での活動など、日本美術のグローバルな広がりにも注目。さらに、反戦美術やプロレタリア美術、新しいメディアの発達、関東大震災以降の都市の近代化、ベトナムやインドネシア、タイなど東南アジア諸国の美術との関係なども含め、短いながらも劇的で多層的・多面的な時代の美術の実態を浮き彫りにします。
およそ50年ぶりにロシアで「再発見」されたプロレタリア絵画6点を新規撮影・掲載。


河田 明久[カワタ アキヒサ]
著・文・その他




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