内容説明
15年ぶり!『ブレンデッドスコッチ大全』待望の改訂版。スコッチに加えてアイリッシュ・ジャパニーズも新たに紹介。主要90ブランド・117アイテムのテイスティングノートを掲載!
目次
Scotch Blended Whisky(エンシャントクラン;アンティクァリー;ベイリー・ニコル・ジャーヴィー;バランタイン ほか)
Irish Blended and Pure Pot Still Whiskey(ブッシュミルズ;グリーンスポット;ジェムソン;キルベガン ほか)
Japanese Blended Whisky(サントリーウイスキー角瓶;サントリーオールド;サントリーウイスキーローヤル;スペシャルリザーブ ほか)
著者等紹介
土屋守[ツチヤマモル]
1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒。週刊誌記者を経て1987年から93年までイギリスに滞在。日本語情報誌の編集に携わる。作家・ジャーナリスト・ウィスキー評論家。スコッチ文化研究所代表。1998年ハイランドディスティラーズ社より「世界のウィスキーライター5人」のひとりに選ばれる。2005年からはウィスキー専門誌『Whisky World』の編集長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
ブレンデッドで広がるウィスキーの楽しみ
この本は、ブレンデッドを知るための唯一無二の本として高い評価を得た『ブレンデッドスコッチ大全』の、待望の全面改訂版です。
ここ数年、世界のウィスキー市場は近来にないにぎわいを見せています。スコッチではシングルモルトブームに加え、新興国を中心にブレンデッドが爆発的に飲まれるようになり、アイリッシュも急激に需要を伸ばしています。日本でも、ハイボール人気でブレンデッドの消費量が増えています。
このような世界的な活況のなかで、ブレンデッド業界では、各社がマーケットに応じて新しい銘柄や限定品を投入したり、新規参入業者が参入してきたりなど、さまざまな動きが起こっています。
本書は、前回刊行後の状況の変化をふまえ、取り上げる銘柄を大幅に入れ替えました。スコッチに加えアイリッシュ・ジャパニーズの約90の銘柄について、その誕生の経緯やブランド名の由来、近年の動き、用いられているモルト原酒などを紹介します。さらに今回は、著者の土屋守氏による全銘柄のテイスティングノートも掲載。各銘柄の特徴や適した飲み方などが一目瞭然です。ブレンデッドの魅力を多角的に伝え、ウィスキーの楽しみを広める1冊となっています。
【編集担当からのおすすめ情報】
今回の新しい試みは、すべての銘柄について、著者の土屋守さんによるテイスティングノートが掲載されることです。シングルモルトに比べると個性が弱いとされるブレンデッドですが、テイスティングノートを読むと1本1本に個性があることが分かります。最も適した飲み方(ストレートかロックかなど)にも言及しているので、購入・飲用の際の手引きにもなります。
【著者紹介】
作家・ジャーナリスト・ウィスキー評論家。1954年新潟県佐渡生まれ。学習院大学文学部卒業後、週刊誌記者を経て1987年から93年までイギリスに滞在、日本語情報誌の編集に携わる。その間にシングルモルトウィスキーに出会い、帰国後、シングルモルトウィスキーの魅力を伝える活動を始める。1995年、『モルトウィスキー大全』を刊行し、「モルトファンのバイブル」として絶賛される。その後も、雑誌・書籍や講演・イベントなどさまざまな形で、シングルモルトウィスキーの普及につとめている。現在、スコッチ文化研究所代表。