内容説明
クローン、ゲノム編集作物、iPS細胞、mRNAワクチン―遺伝子の基本から最新研究までを全網羅!
目次
1章 「遺伝」って何だろう?
2章 遺伝なのか?環境なのか?
3章 遺伝子とDNAのしくみを知ろう!
4章 遺伝子解明の歴史
5章 遺伝子が体に与える影響
6章 食品に革命を起こす遺伝子
7章 遺伝子にまつわるすごい研究
8章 期待が高まる!遺伝子を活かした医療
9章 遺伝子の未来、ヒトの未来
著者等紹介
藤子・F・不二雄[フジコエフフジオ]
まんが家。本名、藤本弘(ふじもとひろし)。1933年12月1日、富山県高岡市生まれ。1951年『天使の玉ちゃん』でまんが家デビュー。藤子・F・不二雄として『ドラえもん』を中心に執筆活動を続け、児童漫画の新時代を築く。2011年9月「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」開館。執筆した原画を展示する、藤子・F・不二雄を顕彰する美術館
岩崎博史[イワサキヒロシ]
東京科学大学 総合研究院 細胞制御工学研究センター 教授。1961年、鳥取県生まれ。医学博士。文部科学大臣表彰科学技術賞、日本遺伝学会木原賞などを受賞
田口英樹[タグチヒデキ]
東京科学大学 総合研究院 細胞制御工学研究センター 教授。1967年、兵庫県生まれ。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
どうして親子は似るの?遺伝子はすごい!
髪質や耳あかの質感、一重か二重かなど、
私たちの体の形質は親から子へとうけつがれています。
そのかぎをにぎるのが「遺伝子」。
遺伝子を知ることは自分を知ることにもつながります。
『ドラえもん』のまんがには、遺伝子にまつわる
興味深い科学の話がいくつもあります。
髪の毛一本からクローン生物をつくったり、
遺伝子に手をくわえて空想の生きものを誕生させたり…。
まさに夢のような話ですが、
いま、遺伝子研究は大きく進んでいて、
こうした「もしも」が現実になる日も近いかもしれません。
そんなドラえもんまんがを9本採録しています。
私たちの体には、37兆個もの細胞があり、
そのひとつひとつに「遺伝子」が存在しています。
本書では、遺伝学の元祖ともいえる「メンデルの法則」や
DNAとは何かの基本、遺伝子組み換え食品、
ゲノム編集農作物、mRNAワクチンなど、
最新の知識をドラえもんと一緒にやさしく学ぶことができます。
本書の監修者は、東京科学大学で遺伝子の専門家である
岩崎博史教授と田口英樹教授。
「自分の体ってすごい!」と子どもがワクワクできるはず!
親子で一緒に「体のふしぎ」をのぞいてみませんか?
【目次】