戦後80年 わたしは、この言葉を忘れない

著者:保阪 正康【著】
出版社:日刊現代

商品説明

内容説明

「戦時用語」とは何だったのか。夥しい数の兵士と国民を、死へといざなった言葉。戦時下、なぜこの呪縛から逃れられなかったのか?昭和史研究の第一人者がその真実を解き明かす!



目次

はじめに 「戦争の時代」の主役を務めた7つの用語
第1部 国民を呪縛した7つの戦時用語(非国民;玉砕;皇国;兵隊さんよありがとう;隣組;本土決戦;国民は無色)
第2部 死んでいった兵士たち、生き残った兵士たち(戦陣訓;きけわだつみのこえ;兵士たちの戦場体験)
おわりに いま、「昭和の大戦」という言葉が持つ意味



著者等紹介

保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年北海道生まれ。近現代史研究家、ノンフィクション作家。同志社大学文学部卒。1972年『死なう団事件』(角川書店刊)で作家デビュー。2004年個人誌『昭和史講座』の刊行などにより、第52回菊池寛賞を受賞。2017年、『ナショナリズムの昭和』(幻戯書房刊)で第30回和辻哲郎文化賞を受賞。膨大な数の証言取材に基づいた近現代史の実証的研究において、高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

【内容紹介文】
昭和史研究の第一人者が、貴重な証言と埋もれた資料から紡いだ「歴史の真実と教訓」!

2025年は「昭和100年」、「戦後80年」の節目を迎える。しかし、ロシアによるウクライナへの侵略戦争、ハマスに対するイスラエルの虐殺ともいうべき執拗な攻撃、中国と台湾の緊張などを歴史の視点で見ていくと、平和な戦後社会が訪れたとは決して言うことができない。
再び戦争の時代に陥らないために、我々が注意しなければいけないのは「言葉」だ。
近代日本史の戦争の時代には、呪われた「言葉」「用語」が使われた。「非国民」「玉砕」「皇国」「隣組」「本土決戦」「国民は無色」「兵隊さんよありがとう」などである。
戦後、日本社会はこうした用語を社会の公認の語とすることはなかった。その誇りをこれからも守り続けるために、こうした語の暴力性と背景を改めて検証し、心に刻んでおきたい。

狂気の産物ともいえるこれらの戦時用語が「正義の言葉」として使われた結果、無謀な戦争に巻き込まれていった人々の証言とともに、実証主義的姿勢で歴史に向き合う。

◆第1部 国民を呪縛した7つの戦時用語
1 非国民
2玉砕
3 皇国
4 兵隊さんよありがとう
5 隣組
6 本土決戦
7 国民は無色
◆第2部 死んでいった兵士たち、生き残った兵士たち
1戦陣訓
2きけわだつみのこえ
3兵士たちの戦場体験




【目次】




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