内容説明
応挙、蘆雪、蕪村、若冲、広重…作品鑑賞が100倍楽しくなる!江戸絵画の深い深い“沼”にはまった漫画家が、隅から隅まで描き下ろし。多彩な造形に驚嘆し、細部に宿る面白みにしびれ、絵師たちの気持ちに思いを馳せる―美術を深く、自由に鑑賞するための、日本一ディープな美術入門書。
目次
円山応挙の「リアル」
長谷蘆雪の「やさしさ」
与謝蕪村の「ぎこちなさ」
岸駒の「かっこよさ」
歌川広重の「実験」
伊藤若冲の「かたち」
司馬江漢の「ファンタスティック」
著者等紹介
長田結花[オサダユカ]
イラストレーター、漫画家。1991年生まれ、山梨県育ち。東京工芸大学芸術学部デザイン学科卒業。時代小説などの文芸書や児童書の装画・挿絵、漫画の制作、美術館イラストレポート制作など幅広く手がける
金子信久[カネコノブヒサ]
1962年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒業。府中市美術館学芸員。専門は江戸時代絵画史。既存の美術史の枠に収まらない、ユニークな展覧会を次々と企画。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
応挙、蘆雪、蕪村、若冲……。「江戸絵画オタク」ならではの圧倒的な熱量で、「推し」の絵師の魅力を徹底的に語り、描き尽くします。