内容説明
中学数学の限られた知識・技術で大学入試問題にトライすると、次のようなメリットが得られます。「考え抜く力」が鍛えられる。「問題の本質」に迫ることができる。計算量が激減する。ひらめきを生むための「数学的な直感」が育つ。「思考過程」を重視した解法を知ることで、数学力の向上につながり、実社会でも役立つ思考力が身につく。「解答の構想を練る=仮説を立てる力」が習得できる!
目次
第1章 中学数学で解く大学入試問題(“数学の神髄”に迫る学習法;中学数学で解く“大学入試問題”)
第2部 中学数学の大学入試問題(大学入試問題が求める「数学の知識」;「数学的思考力」を身につける;「総合力」を“しんか”させる12問)
著者等紹介
杉山博宣[スギヤマヒロノリ]
1981年生まれ。岐阜県本巣郡本巣町(現・本巣市)出身。京都大学工学部を卒業し、現在は岐阜県立高等学校教諭。中学生の頃に、講談社ブルーバックス『相対性理論の世界』を読み、科学への興味が芽生えた。母校であり初任校でもある岐阜県立岐阜高等学校では、できるだけ多くの大学入試問題を扱う授業を心がけていた。その後、数学教師としての経験を積むなかで問題数へのこだわりを捨て、一問から多くを伝える授業スタイルに移行した。現在は、大学入試の良問を通じて『数学の神髄』に迫り、『数学的思考力』が身につく授業を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
よく練られた良問ほど、中学数学までの知識で解くことができる! 「数学の思考法と表現力」が基礎から身につく本。