内容説明
発達心理学からみた赤ちゃんの成長。自我の芽生え、言葉の習得、他者とのかかわり…。就学前までの子どものこころの発達を徹底解説!
目次
1 赤ちゃんは生まれたときから有能(“おなかの中で”「外の世界」を感じながら、準備をしている;“原始反射”赤ちゃんは自然にからだが動く ほか)
2 触って、歩いて、世界を発見する(“手指の発達1”触って、なめて、自分を確認する;“手指の発達2”最初はグー。だんだんグーパーへ ほか)
3 言葉があふれる、世界が広がる(“非言語的コミュニケーション”しゃべる前からコミュニケーションがはじまる;“言葉の一歩”「アーアー」と喃語でおしゃべりをする ほか)
4 他者に気づく、世界が変わる(“自己認知”だんだんと自分が何者かわかるようになる;“自己意識と感情”他者から見た自分も意識しはじめる ほか)
5 社会への一歩を踏みだす(“社会とのかかわり”出会いが社会性を育てていく;“きょうだい”きょうだいの誕生は世界を変える ほか)
著者等紹介
坂上裕子[サカガミヒロコ]
青山学院大学教育人間科学部心理学科教授、博士(教育学)、臨床発達心理士・公認心理師。1993年京都大学教育学部卒業。2000年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。(財)小平記念日立教育振興財団日立家庭教育研究所(2015年閉鎖)研究員、東京経済大学コミュニケーション学部准教授を経て、2009年青山学院大学教育人間科学部心理学科准教授に着任。2020年より現職。専門は、生涯発達心理学、臨床発達心理学。特に乳・幼児期の心理発達と親子関係についての研究をおこなう。子育て支援施設や療育施設での支援活動にも20年以上従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
赤ちゃんの心と体はどんなふうに成長するの? イヤイヤ期も成長の印。就学前までの子どもの発達と接し方を楽しく学べる育児ガイド