内容説明
アメリカの言いなり「ザイム真理教」が日本人のほぼすべてを餓死させる悪夢のシナリオ!資本主義の限界、記録的猛暑、国際紛争…そして、日本で最初に飢えるのは東京と大阪!
目次
第1章 世界経済はあと数年で崩壊する(台湾有事で日本は飢える;コオロギ食やイモでしのぐことになる ほか)
第2章 絶対に知ってはいけない「農政の闇」(「本当のことを言ってはいけない」;財務省という「カルト教団」の怖さ ほか)
第3章 アメリカの「日本搾取」に加担する財務省(「米を食うとバカになる」と洗脳された;少子化対策は高所得世帯を助けているだけ ほか)
第4章 最後に生き残るためにすべきこと(二〇二三年夏の猛暑で壊滅的な打撃;インドの輸出規制が与えたインパクト ほか)
著者等紹介
鈴木宣弘[スズキノブヒロ]
東京大学大学院農学生命科学研究科教授。「食料安全保障推進財団」理事長。1958年生まれ。三重県志摩市出身。東京大学農学部卒業。農林水産省に15年ほど勤務した後、学界へ転じる。九州大学農学部助教授、九州大学大学院農学研究院教授などを経て、2006年9月から現職。1998年〜2010年夏期はコーネル大学客員教授
森永卓郎[モリナガタクロウ]
経済アナリスト。獨協大学経済学部教授。1957年生まれ。東京都出身。1980年、東京大学経済学部卒業。日本専売公社(現在のJT)に入社し管理調整本部主計課に配属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
世界のどこかで有事が起きれば最初に飢えるのは日本、そして東京、大阪が壊滅する。気骨の農業学者と経済学者がこの国の危機を撃つ!
アメリカの日本支配に加担する財務省、そしてその矛盾は「知ってはいけない農政の闇」となって私たちの生活を直撃する!
(目次より抜粋)
第一章 世界経済はあと数年で崩壊する/世界のどこかで核戦争が起きれば日本人は飢え死に/「一億総農民」になれば飢えない/農地を買えなくしてしまった農水省/ビル・ゲイツの「デジタル農業」で東京がスラム化/資本主義は人間の命を大事にしない/「虫が食わないキャベツ」は逆に危険/一番インフレに強いのは米/富裕層は庶民の一万倍も環境を汚染している/地球環境はあと五年で壊れる/「五公五民」の時代がやってきた
第二章 絶対に知ってはいけない「農政の闇」
財務省という「カルト教団」の怖さ/農業政策はお友達企業に牛耳られている/「エブリシング・バブル」は崩壊する/
「バカ高い不動産」は買うべきではない/「キラキラした都会人」が真っ先に飢え死にする/もともと増税反対の岸田首相が寝返った理由/米食中心に戻せば食料自給率が劇的に改善
第三章 アメリカの「日本搾取」に加担する財務省
「米を食うとバカになる」と洗脳された/少子化対策は高所得世帯を助けているだけ/貧困と格差をなくすための「ガンディーの原理」/中国はツケを世界に回そうとしている/都合のいい日本人/アメリカは有事に援助してくれない/漁業の衰退が尖閣問題を招いた/遺伝子組み換え作物を一番食べているのは日本人/二酸化炭素以上に危険な「窒素・リン濃度」
第四章 最後に生き残るためにすべきこと 鈴木宣弘
インドの輸出規制が与えたインパクト/最初に飢えるのは東京と大阪/酪農家を追い込む「七重苦」/「牛乳不足」と「牛乳余り」を繰り返す理由/「鶏卵不足」に「米不足」が追い打ち/農業を潰し国民を飢えさせる「ザイム真理教」/台湾有事になれば日本人の九割が餓死する/本当は恐ろしい「コオロギ食」/地方で続々と誕生する「生産」と「消費」の新たなシステム