内容説明
ミッチーブームを呼び国民の希望であり続けるお后に学ぶ、「人生最後の大仕事」終い方のメッセージ。
目次
第1章 大喪の礼
第2章 新しい天皇家へ―国民に寄り添うために
第3章 即位―終い方への模索
第4章 退位への道
第5章 新しい葬儀と陵のかたち
第6章 終い支度のとき
著者等紹介
渡邉みどり[ワタナベミドリ]
ジャーナリスト・文化学園大学客員教授。1934年、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、日本テレビ放送網入社。報道情報系番組を担当。1980年、担当ドキュメンタリー「がんばれ太・平・洋 新しい旅立ち!三つ子15年の成長記録」で日本民間放送連盟賞テレビ社会部門最優秀賞受賞。昭和天皇崩御報道の総責任者などを務める。1995年『愛新覚羅浩の生涯』(読売新聞社)で第15回日本文芸大賞特別賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
ご成婚から出産、皇室の旧弊との戦い、苦悩、そして生前退位ーー60年にわたり美智子さまと共に時代を過ごし、皇室に関して多数の著作を世に出し続けたジャーナリスト・渡邉みどりさんの集大成となる作品です。
国民の希望であり続けるお后に学ぶ「人生最後の大仕事」終い方と次代へのメッセージとは。
美智子さまと元側近侍従と著者のマル秘のエピソードも紹介し、若き日の美智子さまの写真も多数掲載しています。
30年に渡る、上皇さまと美智子さまの「終い方」に向けたあゆみをまとめました。昭和天皇崩御と葬儀、即位といった一連の儀式のためにかかる莫大な経費と国民の自粛による経済への大きな影響に驚いた上皇陛下と美智子さまは、「終い方」に向けての取り組みを始めました。家族会議を開き、国会を動かして法改正し、墓陵のかたちを決め、上皇さまの生前退位を実現。そして今、「美智子さまのメッセージ」には私たちが学ぶことがたくさんあります。
著者は、日本テレビ放送網のプロデューサーとして美智子さまのご成婚パレードを取材し、昭和天皇の大喪の礼では総責任者として陣頭指揮をとった皇室ジャーナリストの渡邉みどりさんです。