内容説明
“マスコミNG”の目利き三姉弟が特別に明かす最初で最後、とびきりうまい魚の指南書。
目次
第1章 魚さえあればメシが旨い!もっと気楽に買ってみてよ(手間をかけなくても旨い、それが魚料理のいいところだね;自分でさばこう、なんて無理はしなくていいんだよ;魚屋には料理を決めないでいく! ほか)
第2章 旬の旨い魚 こうやって食べてみな!(浅蜊“アサリ”―身が太ったアサリのダシのうまみは格別だよ!;鯵“アジ”―いろんな種類があるから食べ比べてみてよ!;穴子“アナゴ”―煮アナゴや白焼きも家で作れるよ! ほか)
第3章 巷でいわれている魚のウソ、ホント(「大間のマグロ」がいつでも美味しいとは限らない;産地直送だから美味しいなんて大間違い;生で食べられることが「最高」じゃない ほか)
出版社内容情報
家で極上の魚を食べられる幸せ、を味わうために。知っておくべき知識、料理法を築地でも一目置かれる魚のプロが教えます。
年々減り続ける日本人の魚の摂取量。「魚料理は刺身か焼き魚くらいしか思いつかない」「料理してもおいしくなかった」と敬遠する人がとても増えています。魚キヨの店主曰く、「それは魚の旬を知らず、時期外れの魚を買っていたり、その魚にあった調理をしていなかったからじゃないかな。ちょっとした魚の知識、選び方や料理法を知るだけで、格段に美味しい魚料理を家で食べられるのにね」と。
「鮮度がいい=うまい魚ではない」「「本当にうまいサンマが獲れるのは8月」「大間のマグロがいつもおいしいわけじゃない」など魚のプロならではの選び方の知識、「アサリは水に入れずに保存するほうがいい」「新鮮な魚は塩をして一晩熟成させる」「帆立は縦に切る」など扱い方のコツ、そして30種類の魚について”こう食べるとうまい!”という超簡単料理法(牡蠣は酒をふってレンジで2分など)を伝授します。
第一章 間違いだらけの魚の常識
・ブランド魚に振り回されるな
・産地直送だから美味しい、なんて大間違い
・いい魚、とうまい魚は違う
・魚の旬には2通りの意味がある
・魚の皮の好き嫌いで魚の経験値がわかる
・生で食べるのが一番、は勘違い
・新鮮な魚は翌日のほうがうまい
・2月に「スズキのムニエル」を食べるな
・「美味しい魚の見分け方」のウソ
第二章 魚別に伝授! 本当に美味しい食べ方
あじ、あさり、アナゴ、いか、いわし、いさき、エビ、カマス、カンパチ、牡蠣、カツオ、カレイ、キス、きんき、鮭、鯖、サンマ、スズキ、鯛、タコ、タチウオ、タラ、ブリ、帆立貝、マグロ、ムツムール貝