健康ライブラリースペシャル 発達障害の子の「友達づくり」トレーニング

著者:有光 興記【監修】
出版社:講談社

商品説明

目次

1 友達付き合いでどんなトラブルがあるか(Aくん(小3)の場合―学校や公園で遊びの輪に入れない
Bくん(小5)の場合―負けてからルールを変えようとする ほか)
2 どうして友達がなかなかできないのか(友達づくりの難しさ―ASD(自閉スペクトラム症)の場合友達と話題が合わない
友達づくりの難しさ―ADHD・LDの場合足手まといになってしまいがち ほか)
3 今日からはじめる「友達づくり」トレーニング(トレーニングの基本―「いいお友達」をみつけて、関係を深めていく;トレーニングの基本―親にルールやマナーを教えてもらう ほか)
4 親はどこまで、いつまでサポートするか(ポイント解説―親はサポーターだと理解して;親ができること―なによりもまず、子どもたちの力を信じる ほか)



著者等紹介

有光興記[アリミツコウキ]
1971年兵庫県生まれ。駒澤大学文学部心理学科教授。博士(心理学)、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

大丈夫。わかり合える友達はできる! 親のサポートの仕方をはじめ、部活やグループ活動など様々な場面で応用できるヒントが満載。ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリースペシャル》

【どうすればよい友達関係ができるのか】

小学校高学年くらいになると、友達の存在がお互いに必要不可欠となってきます。
登校するときに、仲のよい子と話しながら歩くのが楽しくなってくる。
休み時間もいっしょにいたい。日曜日も親といっしょにいるよりも、
友達と出かけて楽しみたい。そうした関係性のなかで、
相談したり支え合ったりしつつ、ケンカをすることがあっても、
中学を卒業する頃には親友と呼べる子がひとりや二人できている。
私たちの大半は、そういう青春をすごしてきたと思います。

ASDやADHD、LDなどの発達障害(発達症)がある子は、
そのような友達づくりがすごく苦手です。友達がほしいと思っていても、
会話をすると自分の話ばかりで、友達が去っていく。
そして休み時間にはひとりぼっちでいる。そういった姿がみられます。

どうすれば、その子によい友達関係ができるのでしょうか。
小学校高学年に入ると、集団行動にたくさんの課題が出てきます。
それが友達付き合いのひとつのポイントです。この本では、そのなかから
発達障害の子がつまずきやすい点とそのトレーニング方法をまとめました。

発達障害の子には、思春期になってもお父さんやお母さんのたすけがまだ必要です。
子どもたちが青春時代に友達との美しい思い出を残せるよう、切に願っています。(まえがきより)

【本書の内容構成】
1 友達付き合いでどんなトラブルがあるか
2 どうして友達がなかなかできないのか
3 今日からはじめる「友達づくり」トレーニング
4 親はどこまで、いつまでサポートするか

まえがき
【発達障害の子の友達づくり】友達付き合いがこじれたら、どうすればよいのか
1 友達付き合いでどんなトラブルがあるか
2 どうして友達がなかなかできないのか
3 今日からはじめる「友達づくり」トレーニング
4 親はどこまで、いつまでサポートするか


有光 興記[アリミツ コウキ]
監修




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