商品説明内容説明
「ステロイドはこわい薬」は誤解です。親がよかれと思ってやることが逆効果に。子どもにとってベストな治療法がわかる!
目次
1 原因は親のアレルギー体質?(症状―つらいのは、ひどいかゆみ・皮膚の変化;皮膚の状態―バリアが壊れて皮膚の層がすきまだらけに ほか)
2 迷わずに「標準治療」を受けよう(Aちゃんの例―一年以上悩んだ症状が三日で改善した;不適切な対応1―荒れた皮膚から細菌類が入りこみ感染症に ほか)
3 悪化の因子を減らすことが先決(悪化因子―悪化させないよう、注意するものは多くある;掻爬1―かくことで皮膚のバリアを壊してしまう ほか)
4 スキンケアは大事な治療法のひとつ(目的―清潔と保湿、皮膚の保護のために;入浴―こまめにシャワー、皮膚の表面をきれいにする ほか)
5 薬物療法でコントロールしていこう(進め方―症状に合わせて薬を使い分けていく;ステロイド1―塗り薬は強さによって五ランクある ほか)
著者等紹介
江藤隆史[エトウタカフミ]
東京逓信病院皮膚科部長。1977年東京大学工学部卒。1984年東京大学医学部卒。関東中央病院、東京大学医学部皮膚科を経て、ハーバード大学病理学教室に留学。帰国後、東京大学医学部皮膚科にて医局長、講師・病棟医長を務め、1994年より東京逓信病院皮膚科医長。1998年より同部長。2014年より副院長を兼任。専門はアトピー性皮膚炎、乾癬、悪性黒色腫、水疱症。定期的に病院内でアトピー教室をおこない、患者さんのアトピー性皮膚炎への正しい理解を助けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「ステロイドはこわい薬」は誤解。親がよかれとしたことが逆効果に。正しい知識とベストな治療を図解した決定版。ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
「ステロイドはこわい薬」は誤解です。
親がよかれと思ってやることが逆効果に。
子どもにとってベストな治療法がわかる!
アトピー性皮膚炎の治療は、数年来、ステロイドの副作用ばかりが注目され、
皮膚科での標準治療が浸透してきた今でも、
ステロイドはこわい薬だと考える人は少なくありません。
しかし「ステロイドはこわい薬」というのは、間違った情報です。
そのために正しい治療で改善するはずの子どもたちが、
長期間アトピー性皮膚炎に苦しむ結果を招いています。
ステロイド外用薬を正しく使い、スキンケアをしっかりして、悪化要因を減らすことで、
必ずアトピー性皮膚炎はよくなります。
本書では、一人でも多くのお子さんたちが、無駄に苦しまないように、
本当の原因は何か、正しい治療法とは何かをイラスト図解します。
また、発症しやすい乳幼児への対応をはじめ、かゆみへの対処も具体的に紹介します。
治療に関しての不安や疑問に答える決定版です。
【本書の内容構成】
第1章 原因は親のアレルギー体質?
第2章 迷わずに「標準治療」を受けよう
第3章 悪化の因子を減らすことが先決
第4章 スキンケアは大事な治療法のひとつ
第5章 薬物療法でコントロールしていこう
江藤 隆史[エトウ タカフミ]
監修
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