商品説明内容説明
血液検査が陽性でも食べられないとは限らない。「食べさせない」から「できるだけ食べさせる」へ正しい食事管理から緊急時の対応法まで徹底解説!
目次
1 4つのタイプ。どれにあてはまるか知っておこう(患者数―食物アレルギーは赤ちゃんにもっとも多い;タイプ―症状の特徴から四タイプに分けられる ほか)
2 何にどう反応してアレルギーを発症するのか(Bくんの例―離乳食を始めたらいきなり顔が腫れてきて…;アレルギーマーチ―年齢とともに現れ方が次々に変わっていく ほか)
3 血液検査だけでは不十分。専門の検査と指導を(受診―小児科をベースにしたアレルギー専門医に;問診―食物日記をつけておくと状態を伝えやすい ほか)
4 食べる楽しさを大切にした食事管理と対応を(Cちゃんの例―食べさせない物がたくさんあったけれど…;食事管理の進め方―専門医からかかりつけ医につないでいく ほか)
5 給食だけではない。保育園・学校の注意と対策(保護者へ―園や学校だけに任せず、情報を共有する;先生へ―生活管理指導表とガイドラインを使って ほか)
著者等紹介
海老澤元宏[エビサワモトヒロ]
国立病院機構相模原病院臨床研究センターアレルギー性疾患研究部長。1985年東京慈恵会医科大学医学部卒。米国ジョンス・ホプキンス大学医学部内科臨床免疫学教室留学。’99年東京慈恵会医科大学大学院医学博士号取得。国立小児病院アレルギー科、国立相模原病院小児科、同医長、国立相模原病院臨床研究センター病態総合研究部長を経て、2004年より現職。専門は小児アレルギー疾患、特に食物アレルギー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
急増する食物アレルギー、氾濫する情報に保育園や学校が大混乱。発育を妨げない治療法から緊急事態への対応法までを徹底解説。ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【血液検査が陽性でも、食べられないとは限らない。 専門医が不安と疑問に答える!】
急増する食物アレルギー。
氾濫する情報に保育園、学校、保護者は大混乱です。
「念のため」「心配だから」と除去する食物を自己判断で増やしてしまうと、
子どもの発育をさまたげてしまう危険があります。
「食べさせない」から、「できるだけ食べさせる」へ。
正しい食事管理から緊急時の対応法まで徹底解説します。
【まえがきより】
わが子が食物アレルギーと診断されると、「これからいったいどうなるのだろう」と、親は途方に暮れてしまいます。発症は乳幼児期が多いので、育児の不安があるところにアトピー性皮膚炎、さらには食物アレルギーが加わると大変です。
しかし、幸いなことに乳幼児期には食べるとアレルギーが出ていた食物も、大きくなるにつれて徐々に食べられるようになってくることがほとんどです。自然に食べられるようになることも多いのですが、やはり適切な食事管理の結果、治ることは期待できるのです。
食物アレルギーの食事管理は少しずつ変わってきました。かつては「食べさせないこと」が中心でしたが、今では「できるだけ食べさせること」に重点が置かれています。医師や栄養士のもとで食事管理を慎重に進めていきます。(監修者 海老澤元宏)
【本書の主なポイント】
●赤ちゃんの食物アレルギーは乳児アトピー性皮膚炎と合併しやすい
●乳幼児期に発症した食物アレルギーは自然に治っていくことが多い
●自己判断は厳禁。念のため、心配だからと除去する食物を増やさない
●正確な診断には「食物経口負荷試験」が必須
●受診先選びは小児科をベースにしたアレルギー専門医に
●給食だけではない。保育園・学校の注意と対策
●運動することで起こるアレルギーは5時間目の体育が要注意
●いざというときにあわてないアナフィラキシーへの応急処置
●エピペンを使うべき状態を知っておく
●食物別の注意ポイント= 鶏卵、牛乳、小麦、大豆、ピーナッツ・ナッツ類、ごま・いも類、そば、果物・野菜、魚、甲殻類、肉類
Aくんの例/ 血液検査陽性!? これからどうなるの?
《第1章 4つのタイプ。どれにあてはまるか知っておこう》
【患者数】食物アレルギーは赤ちゃんにもっとも多い
【タイプ】症状の特徴から4タイプに
【乳児アトピー性皮膚炎】ほぼ半数は乳児アトピー性皮膚炎と合併
【即時型】食事ですぐに症状が出るタイプ
【運動誘発】5時間めの体育で発症
【口腔アレルギー】果物や野菜を食べると口の中が痛くなる
【症状】皮膚や粘膜に赤みや腫れ/ 全身に症状が現れるアナフィラキシー
《第2章 何にどう反応してアレルギーを発症するのか》
Bくんの例/ 離乳食を始めたらいきなり顔が腫れてきて
【アレルギーマーチ】年齢とともに現れ方が変わっていく
【アレルギー疾患】食物アレルギーはアレルギー疾患のひとつ
【しくみ】体が食物を敵とみなして闘ってしまう
【アレルゲン】鶏卵、牛乳、小麦が要注意ベスト3
《第3章 血液検査だけでは不十分。専門の検査と指導を》
【受診】小児科ベースのアレルギー専門医に
【問診】食物日記をつけて状態を伝える
【検査】「食物経口負荷試験」が必須
【診断】慎重な検査が正確な診断につながる
《第4章 食べる楽しさを大切にした食事管理と対応を》
Cちゃんの例/ 食べさせないものがたくさんあったけど
【食事管理の進め方】専門医からかかりつけ医につないでいく
【原因物質の除去】「念のため」ではなく、必要最低限の除去に
【食事・栄養指導】食事、栄養が偏らないように
【食事表示】加工食品は表示をよく見てから
【食事制限解除】「もう食べてもいい」と言われたら
【アナフィラキシー】まず安静にして、必要に応じて自己注射を
【薬物療法】症状の重さで薬物を使い分ける
【乳児アトピー性皮膚炎】皮膚のバリア機能を回復させる
【アレルギー疾患の管理】
【特集】食品別の注意ポイント
《第5章 給食だけではない。保育園・学校の注意と対策》
【保護者へ】園や学校に任せず、情報を共有する
【先生へ】誤食につながりやすい給食/ 緊急時にあわてないように役割分担を
海老澤 元宏[エビサワ モトヒロ]
監修
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