商品説明内容説明
現実感がない、幻聴、幻を見る、感覚異常…。統合失調症やうつ病とどう違う?どう治療する?不思議な病態を徹底図解し、回復に導く決定版。
目次
1 自分を見ている自分がいる(ケース1 Aさんの例―カーテンのうしろに誰かの気配がする;ケース2 Bさんの例―私はもう死んでいる人間ではないか ほか)
2 こころが二つに割れてしまう病(変容―時間と空間から「解離」をとらえる;過敏―人のいる気配に敏感になりすぎる ほか)
3 「健常」から「解離」に至る原因は(一般的な経験―解離に似た感覚は誰にでも起こりうる;一般的な経験―思い出の一シーンには自分が登場している ほか)
4 解離症状があるこころの病気は多い(診断―ていねいな問診で、解離があるとわかる;統合失調症―症状が似ているので誤診されやすい ほか)
5 薬物療法と精神療法で回復を目指す(治療方針―カウンセリングと薬物療法を中心に;薬物療法―状態が「緊張」か「弛緩」かをみる ほか)
著者等紹介
柴山雅俊[シバヤママサトシ]
精神科医。東京女子大学教授。1953年愛知県生まれ。東京大学医学部卒。専門は精神病理学。医学博士。虎の門病院精神科医長、東大精神科講師を経て、現職。近年はとくに解離性障害の研究や治療に力を入れている。東京女子大学心理臨床センターにて解離性障害の相談・面接をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
解離性障害は、症状が他の精神疾患に似ているため、プロの精神科医でも診断が難しい。分かりにくい症状を図やチャートを用いて解説解離性障害は一般的には数少ない心の病気ですが、解離の症状はけっして少なくあ りません。うつ病、統合失調症など、ほかの精神疾患にもみられる症状であるだけでなく、健常者にもある症状です。ところが、そのことが医師にもあまり知られていないため、ほかの精神疾患との誤診がたいへん多くなっています。本書では、解離の症状をもつ本人の訴えをとりあげ、精神医学的に解説します。わかりにくい症状を、イラスト やチャートなどを使い、ひと目見て理解できるようなページ構成になっています。
内容構成案
第1章 自分を見ている自分がいる
自覚症状、本人の体験、気持ちなど
第2章 こころが2つに割れてしまう病
解離とは、医師からの解説、解離性障害の分類など)
第3章 「健常」から「解離」にいたる原因は
病気と健康の境界、原因など
第4章 解離性症状があるこころの病気は多い
診断、疫学、患者像など
第5章 薬物療法と精神療法で回復をめざす
治療法、周囲の人の注意点など
柴山 雅俊[シバヤマ マサトシ]
監修
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