内容説明
忘れっぽい、やる気がない、怒りっぽい、疲れやすい…脳損傷後に現れる後遺症にどう対応するか?効果的なリハビリのコツや注意点を徹底解説。
目次
高次脳機能障害のリハビリ―できることから、はじめてみよう!
1 リハビリの前に、深呼吸して体を動かす(ケースで知る本人の気持ち―いきなり障害なんて言わないで!;リハビリの前に―リハビリは低次脳機能、高次脳機能の順で ほか)
2 リハビリで「機能の奏和」をめざす(リハビリの考え方―できるかぎり早く退院して地域社会へ;リハビリの考え方―各種機能が補い合う「奏和」をめざす ほか)
3 リハビリするうちに自己理解が進む(ケースで知る本人の気持ち―忘れっぽいと自分で言えるように;自己理解―症状がよくなっていくことを自覚する ほか)
4 高次脳機能障害は脳の後遺症(高次脳機能障害とは―脳損傷後に現れる後遺症;高次脳機能障害とは―医療と行政では定義が違う ほか)
5 医療と福祉をどちらも利用する(医療と福祉―各種機関で包括的なリハビリを受ける;医療―医療機関では急性期医療と薬物療法が中心に ほか)
著者等紹介
橋本圭司[ハシモトケイジ]
1973年、東京都生まれ。独立行政法人国立成育医療研究センターリハビリテーション科医長・発達評価センター長。医学博士。東京慈恵会医科大学医学部卒業。東京都リハビリテーション病院、神奈川リハビリテーション病院、東京医科歯科大学難治疾患研究所、東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学講座などをへて、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
橋本 圭司[ハシモト ケイジ]
監修