講談社火の鳥伝記文庫 坂本龍馬―新時代の風 (新装版)

著者:砂田 弘【文】/槇 えびし【絵】
出版社:講談社

商品説明

内容説明

坂本龍馬は、幕末に活躍した志士です。1835年に土佐(高知県)の下級武士の家に生まれました。開国をめぐって日本がまっぷたつにわれるなか、江戸で勝海舟の弟子になり、航海術や政治も学びました。やがて、西郷隆盛と木戸孝允の間をとりもち、薩長同盟を成立させて、大政奉還を実現させます。新しいものが大すきで、古いしきたりがきらいだった龍馬。日本という国を生まれかわらせるために豪快に幕末の世をかけぬけていくのです。小学上級から。



目次

1 ほのおをはく龍(よばぁたれと仁王さま;黒船、日本をゆるがす;世界に目を開く ほか)
2 明日の日本のために(日本の洗濯をするんじゃ;西郷隆盛という男;薩摩藩邸にかくれすむ ほか)
3 近代国家を目指して(後藤象二郎と会う;その名は海援隊;日本をかえた船中八策 ほか)



著者等紹介

砂田弘[スナダヒロシ]
児童文学作家、評論家。1933年、日本領時代の朝鮮に生まれる。早稲田大学仏文科卒業。在学中、早大童話会に所属。出版社勤務を経て児童文学作家の道を歩む。日本児童文学者協会賞受章。山口女子大教授、日本児童文学者協会会長を務め、2008年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

外国から開国を迫られているとき国内で争っている場合ではない――国がまとまり近代国家になるきっかけを作った坂本龍馬の熱い人生。1835年、坂本龍馬は高知の下級武士の家に生まれました。 10歳になっても、鼻水をたらし、寝小便をしているような子で、 成績が悪く塾も退学させられてしまいます。
しかし青年期になると剣術の腕を上げ、新しい世界を夢見て、江戸へと旅立ちました。そのころの日本は、開国するか、天皇を中心にした政治を行っていくかで、国中がふたつに分かれ混乱していました。そんな内戦状態を龍馬は憂えます。
やがて脱藩して、江戸で勝海舟の弟子となり、航海術や政治について学びました。 その後、日本初の貿易会社・亀山社中(のちの海援隊)をつくります。
 西郷隆盛と木戸孝允の間をとりもち 反目し合っていた薩摩藩と長州藩を仲直りさせて、1866年に薩長同盟が成立、翌年、幕府が政治の権力を天皇に返す大政奉還が実現しました。
 日本はさらなる混乱を免れ、近代化への道を歩み出しましたが、龍馬は親友・中岡慎太郎とともに、1867年凶刃に倒れます。

*巻末に人物伝つき
*小学上級から 
*すべての漢字にふりがなつき

はじめに
1 ほのおをはく龍
2 明日の日本のために
3 近代国家を目指して
坂本龍馬の年表
解説 坂本龍馬の人気の秘密  砂田 弘
坂本龍馬をめぐる歴史人物伝


砂田 弘[スナダ ヒロシ]
著・文・その他

槇 えびし[マキ エビシ]
著・文・その他




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