商品説明内容説明
世界はなぜ強権主義に流れるのか?民主主義の賞味期限、大衆の暴走、グローバル化の罠…日本が今、直面している危うさの内実を読み解く。
目次
序章 私たちの民主主義、その限界に気づいているか?(そもそも、民主主義って何だろう?;民主主義には賞味期限がある、という現実 ほか)
第1章 民主主義を蝕むものとは何か?(自由と平等をつなぐ「友愛」;民主主義に政党は必要なのか? ほか)
第2章 経済は民主主義を救えるか?(古典的自由主義と新自由主義は何が違う?;新自由主義が生み出す「格差」の罠 ほか)
第3章 民主主義はグローバリゼーションと共存できるか?(「生産する国」と「消費する国」;グローバリゼーションって結局どういうこと? ほか)
第4章 ITは民主主義をどう変えるか?(インターネット投票がもたらす危険とは?;民主主義を分断しかねない「情報過多」 ほか)
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、2009年6月に執行猶予付き有罪確定。2013年6月、執行猶予期間を満了し、刑の言い渡しが効力を失った。『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社)で新潮ドキュメント賞。大宅壮一ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
民主主義とは何なのか? そこに限界はあるのか? 台頭するポピュリズム、強権主義に対して、民主主義は生き残っていくことが出来るのか?
新自由主義経済、グローバリゼーション、IT化の加速などに伴い、貧富や情報の差は拡大し、世界は分断を深めている。民主主義の在り様が変化し、その賞味期限切れすら囁かれる現状において、我々は今ここにある民主主義を見つめ直し、再定義しなければならない。
トランプ氏再選の可能性、ロシア・ウクライナ戦争の行く末、GDP神話の崩壊、暴走するAI……民主主義の危機に伴って噴出する様々なニュースについて、“知の巨人”佐藤優が縦横無尽に語りつくした、これからの世界を見通し、生き残るビジネスパーソンに送る一冊!
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