内容説明
41の個性豊かな妖精たちがナゾに満ちた発達凸凹の子どもの頭の中へご招待。
目次
第1章 「強み」から見る発達障害の新常識(発達障害に対して、新しい見方をしよう;子どもは「できること」を最大限にしているだけ;「脳の強み」から困りごとを見ることができたら幸せになれる ほか)
第2章 家族の協力的な環境が「強み」を伸ばす(発達障害を疑ったら、「できること」をさがす;過保護くらいがちょうどいい;先に9の強み、あとで1の弱みを伝える「9対1の法則」 ほか)
第3章 発達凸凹の子どもには41の「すごい脳個性」がある(フレンドリー―フレンドリーで人見知りなし!誰とでも仲良くなれる;スイッチオン―あふれ出るアイデアを口に出して説明できる!;オリジナルン―オリジナリティのある発想なら、誰にも負けない! ほか)
著者等紹介
加藤俊徳[カトウトシノリ]
脳内科医(ADHD専門外来)、小児科専門医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社脳の学校代表。昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。脳番地トレーニング、助詞強調音読法の提唱者。14歳のときに「脳を鍛える方法」を求めて医学部への進学を決意。1991年に、現在、世界700カ所以上の施設で使われる脳活動計測fNIRS(エフニルス)法を発見。1995年から2001年まで米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像の研究に従事。ADHD、コミュニケーション障害など発達障害と関係する「海馬回旋遅滞症」を発見。独自開発した加藤式MRI脳画像診断法を用いて、小児から超高齢者まで1万人以上を診断・治療。特に小児は発達凸凹の子どもを含め、30年以上も診察してきた。脳の成長段階、強み弱みの脳番地を診断し、薬だけに頼らない脳番地トレーニング処方を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「いつも部屋が片付かず、グチャグチャ…」「また忘れ物をしたの?」「なぜいつも場を凍らせるのかしら?」。発達に凸凹のあるお子さんをお持ちの方は、毎日こんなことを考えているのではないでしょうか。でも、大丈夫! これらの困りごとは、見方を変えればすべて「強み」になるのです。1万人の脳画像を見て、30年以上発達凸凹の子を含む子どもたちを診てきたDr.加藤が、脳から見た強み・弱みを解説。あなたのお子さんの弱みを改善し、強みをさらに伸ばすコツを教えます。『透明なゆりかご』の著者であり、ADHDとASDを持つ漫画家の沖田×華さんも「 誰に怒られても答えを見つけられなかった私が、子どものとき一番ほしかった教科書です。」と絶賛!