内容説明
血圧の数値は今のあなたの血管の状態―ホルモンのバランスで40代以降の女性は、75%が高血圧に!血管が柔らかくなれば血圧は下がる―血管若返りの万能ガス、NO(一酸化窒素)。内皮細胞は、7日目から生まれ変わる。血圧が下がり、血管が若返るチリツモ術―動脈もみもみマッサージ・片鼻呼吸・座りっぱなしを回避する小刻み動作など。
目次
Intro 高血圧のキホン(そもそも“血圧”ってなに?;“高血圧”って、どういうこと? ほか)
1 血圧の数値は今のあなたの血管の状態―加齢とともに血圧は上がっていくもの。しかし、血管の改善の兆しは7日目から出る(血圧は常に変化している;加齢とともに下の血圧が低くなる ほか)
2 血管が柔らかくなれば血圧は下がる―注目の血管拡張ガス・NOをどんどん産生して血圧をリセット(自律神経により血圧は変動する;血管自身も血圧を調整している ほか)
3 血圧が下がり、血管が若返るチリツモ術―5年後10年後に後悔しないために今すぐ始めたい改善術!(塩と上手につきあう方法;カリウム+αの最強食材 ほか)
著者等紹介
市原淳弘[イチハラアツヒロ]
医師・医学博士。2011年より東京女子医科大学内分泌内科学講座教授・講座主任。専門は内分泌疾患全般および高血圧診療で、特にホルモン異常による高血圧、妊娠に関連した高血圧、閉経期以降の高血圧など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
日本の高血圧人口は4300万人。そのうちなんのケアもせず、放置している人が3100万人以上。なぜかといえば、自覚症状がないからです。
高血圧は、近い将来、脳卒中、脳梗塞、心筋梗塞などの血管系の大病をするタイマーのスイッチが入ったサインです。
加齢による血管年齢の低下が原因なので、そのリスクから逃れられる人はほとんどいません。
降圧剤を飲み始めたら一生やめられない、我慢ばかりの減塩生活が待っているなどの誤解はもはや迷信。
本当に大切なのは血管の力をよみがえらせるアクションです。日々のちょっとの行動変化で、7日目から血管には改善の兆しが出てきます。
年間7500人の高血圧患者を診療する名医によるオールカラー図解。今すぐ始められる血圧ケアが満載です、。