内容説明
近年、若い世代を中心に短歌ブームが起きている。結社や新聞歌壇にこだわらない歌人たちも増えてきた。創作や鑑賞に深い知識は必要ないかもしれない。しかし、これまでの短歌の歴史や表現技法の変遷などを知れば、さらに楽しめるはずである。第一線の研究者と歌人が、万葉集の時代から、近代、現代のネット短歌まで、1400年の歩みを一気に振り返り、それぞれの時代でさまざまに姿を変えてきた短歌のありようを明らかにする。
目次
短歌が作者から読者に届くまで(歌を作る;歌を歌う;歌集を作る;歌を批評する)
近代空間のなかの短歌(ネット空間のなかの短歌;教科書のなかの短歌 ほか)
歴史のなかの短歌(近世社会のなかの短歌;中世社会のなかの短歌;古代社会のなかの短歌)
対談 さまざまな短歌―上野誠 小島ゆかり
著者等紹介
上野誠[ウエノマコト]
1960年、福岡県朝倉市生まれ。國學院大學文学部日本文学科教授(特別専任)。奈良大学名誉教授。万葉文化論専攻。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
歌を作ること、歌が発信されることについて、わかりやすく解説。結社や新聞歌壇にこだわらない歌人たちにもそのありようを伝え、各時代の歴史空間の中で存在してきた短歌のありようを示す。