内容説明
日本人の生活文化に深く浸透している仏教。古代の鎮護国家から、近現代の神仏分離や戦争協力、カルト教団の出現まで、社会や人々に影響を与えた文献を、その時代背景や文脈とともに解説する。経典・文学・法令・歴史書などから、垣根を越えて取り上げ、原文に加えて現代語訳と注も収録し、仏教史の重要史料をおさえる。角川選書『日本仏教史入門―基礎史料で読む』を大幅改訂し、「第六章 近現代」を書き下ろした決定版。
目次
第1章 飛鳥・奈良時代
第2章 平安時代
第3章 鎌倉時代
第4章 室町・安土桃山時代
第5章 江戸時代
第6章 近現代
著者等紹介
大角修[オオカドオサム]
1949年、兵庫県生まれ。東北大学文学部宗教学科卒業。宗教研究家、有限会社「地人館」代表。仏教書を中心に幅広く編集・執筆活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
日本人は仏教の何に感化され、文化を、歴史を、思想を形成してきたのか。
日本人に影響を与えた仏教の重要史料を、その時代背景や文脈とともに一挙収録。
原文・現代語訳・注に加え、時代背景も解説した決定版。
『日本仏教史入門――基礎史料で読む』(角川選書)をもとに大幅加筆し、さらに「第六章 近現代」を書き下ろした。