角川選書 シリーズ地域の古代日本 筑紫と南島―シリーズ地域の古代日本

著者:吉村 武彦/川尻 秋生/松木 武彦【編】
出版社:KADOKAWA

商品説明

内容説明

海外の文物がもたらされる最初の場所であった筑紫は、日本列島の先進地域と呼ばれた。稲作農耕の到来を機に朝鮮・中国と交流が始まり、西日本一帯に及ぶ交流圏が作られた。その後、近畿が中心地となり、九州は対外交流の窓口となって行く。筑紫諸国を管轄し、外交使節の接待を担った大宰府と鴻臚館。宗像大社の祭祀の中心として信仰されてきた沖ノ島。独自の文化を持つ「南島」など、豊かな九州地域の古代の全貌を明らかにする。



目次

1章 筑紫諸国と南島
2章 稲作農耕と青銅器の伝来
3章 鏡の副葬
4章 大宰府と鴻臚館
5章 沖ノ島祭祀と宗像大社
6章 琉球列島の先史文化
ESSAY 阿蘇―古代の大和国家形成のひな型か



著者等紹介

吉村武彦[ヨシムラタケヒコ]
1945年生。明治大学名誉教授。日本古代史

川尻秋生[カワジリアキオ]
1961年生。早稲田大学文学学術院教授。日本古代史

松木武彦[マツギタケヒコ]
1961年生。国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。日本考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

海外の文物がもたらされる最初の場所であった筑紫は、日本列島の先進地域と呼ばれた。稲作農耕の到来を機に朝鮮・中国と交流が始まり、西日本一帯に及ぶ交流圏が作られた。その後、近畿が中心地となり、九州は対外交流の窓口となって行く。筑紫諸国を管轄し、外交使節の接待を担った大宰府と鴻臚館。宗像大社の祭祀の中心として信仰されてきた沖ノ島。独自の文化を持つ「南島」など、豊かな九州地域の古代の全貌を明らかにする。




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