角川選書 旅する神々

著者:神崎 宣武【著】
出版社:KADOKAWA

商品説明

内容説明

五つの名をもつ大国主神の変幻自在な旅、浦島太郎のモデルとなった山幸彦の海神の宮訪問、吉備津彦の温羅退治遠征、天照大御神の「永遠の宮処」を探し求める倭姫命の国覓ぎの旅、民俗行事にみえる仮面・仮装の神々の来訪―神は常在せず、古来、人びとの延長線上にあった。『古事記』をはじめ神話や行事に息づく奔放で多情多様な「旅する神」の姿に、日本独自の神々と人びとの関係性をさぐり、原信仰を浮かび上がらせる。



目次

序章 呼べば応える日本の神々
第1章 大国主神の旅
第2章 山幸彦の旅
第3章 吉備津彦の旅
第4章 倭姫命の旅
第5章 倭建命の旅
終章 招かれざる神々の来訪



著者等紹介

神崎宣武[カンザキノリタケ]
1944年生まれ。民俗学者。旅の文化研究所所長。岡山県宇佐八幡神社宮司(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

五つの名を持つ大国主神の変幻自在な旅、浦島太郎のモデルとなった山幸彦の海神の宮訪問、吉備津神の温羅退治遠征、天照大御神の「永遠の宮所」を探し求める倭姫命の国覓ぎの旅、民俗行事にみえる仮面・仮装の神々の来訪――神は常在せず、古来、人びとの延長線上にあった。『古事記』をはじめ神話や行事に息づく奔放で多情多様な「旅する神」の姿に、日本独自の神々と人びとの関係をさぐり、原信仰を浮かび上がらせる。

「日本は、ついぞ宗教統制をさほどに大事とせず、多神教が共存を是としてきた。おもしろい、というしかない。そこでの神々も多様な性格があるが、それも絶対的ではない。時どきに変化もあり習合もあり、それがおもしろい。ということは、神々と人びとの自在な関係がおもしろい――」(「第一章」より)

序 章 呼べば応える日本の神々   第一章 大国主神の旅   第二章 山幸彦の旅   第三章 吉備津彦の旅   第四章 倭姫命の旅   第五章 倭建命の旅  終 章 招かれざる神々の来訪




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