内容説明
東大寺大仏や正倉院宝物など、絢爛な文化が開花した天平年間。シルクロードや遣唐使などの国際交流により、華やかな印象を持つ人も多いだろう。しかし外交が盛んになった一方、ユーラシア全体を揺るがす軍事的緊張が生じていた。繁栄を謳歌していた唐を、一気に奈落の底に突き落とした「安史の乱」。その混乱の中、藤原仲麻呂が新羅征討を計画―。天平とはいかなる時代だったのか。豊富な史料をもとに世界史的視点で解き明かす。
目次
序章 「天平」の開幕
第1章 「戦後」の再編
第2章 長安の日本人
第3章 変動の予兆
第4章 ユーラシアの接続
終章 「世界史」への道標
著者等紹介
河内春人[コウチハルヒト]
1970年、東京都生まれ。明治大学文学部卒業。同大学大学院博士後期課程中退。「東アジア交流史のなかの遣唐使」で博士(史学)。関東学院大学経済学部教授。専門は日本古代史、東アジア国際交流史。著書に『倭の五王』(中公新書、第6回古代歴史文化賞優秀作品賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
東大寺大仏や正倉院宝物など、絢爛な文化が開花した天平年間。シルクロードや遣唐使などの国際交流により、華やかな印象を持つ人も多いだろう。しかし外交が盛んになった一方、ユーラシア全体を揺るがす軍事的緊張が生じていた。繁栄を謳歌していた唐を、一気に奈落の底に突き落とした「安史の乱」。その混乱の中、藤原仲麻呂が新羅征討を計画――。天平とはいかなる時代だったのか。豊富な史料をもとに世界史的視点で解き明かす。