内容説明
哲学の問題すべてを一挙に解決するという、哲学史上最高度に野心的な試み『論理哲学論考』。刊行後、この書が世界の諸学や文化に与えた影響は極めて大きい。ビギナーに向けて、『論考』全体を理解するために必要な本文の抜粋に加え、わかりやすい例示をふんだんに用いながら、この難解なテキストをこれ以上ないほど明快に、論理的に、丁寧に解説。現代哲学を代表する記念碑的著作、その核心を解き明かす画期的な入門書。
目次
『論理哲学論考』の目的と構成
事実の総体としての世界、可能性の総体としての論理空間―一〜一・一三節
事実と事態、事態と物(対象)―二〜二・〇一四一節
不変のものとしての対象、移ろうものとしての対象の配列―二・〇二二〜二・〇三三節
現実と事実―二・〇四〜二・〇六三節
像と写像形式―二・一〜二・二節
像とア・プリオリ性―二・二〇一〜二・二二五節
思考と像、像と論理空間―三〜三・〇三二節
命題と語―三・一〜三・一四一節
名と要素命題―三・二〜三・二六節〔ほか〕
著者等紹介
古田徹也[フルタテツヤ]
1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学教育学部准教授、専修大学文学部准教授を経て、現職。専攻は、哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)