内容説明
小さいころから学校以外にも習い事や塾などで、とても忙しい子どもたち。寝る時間を削ってでも…となりがちですが、「睡眠」は賢い子、生き抜く力のある子に育つためにとっても大事なものなのです。限られた時間でもうまく睡眠をとれるよう、がんばりすぎない方法をお伝えします!
目次
序章 日本の子どものいまのねむりって?(子どものねむり、大丈夫?簡単チェックリスト;勉強も運動も!パフォーマンスの基本は睡眠 ほか)
第1章 ねんね期卒業後の幼児のねむり(「ネントレ」卒業後こそ睡眠が大切になってくる;ねむりで大切なのは「時間」と「質」 ほか)
第2章 小学校時代で訪れる、ねむりの劇的変化(1週間10分ずつの早起きで小学校入学も安心;体内時計を整えるのは「朝日」「定時起床」「朝ごはん」 ほか)
第3章 大忙しの小学校高学年、ねむりを充実させるには(睡眠時間を確保する生活を早くからクセにする;生活リズムの第一歩は睡眠負債を作らないこと ほか)
第4章 中学生〜大人だってねむりが大事!(勉強・部活・体の変化 中高生の夜型は仕方ない?;しっかり眠ってもスマホを使うと学力は下がる? ほか)
著者等紹介
愛波あや[アイバアヤ]
慶應義塾大学文学部教育学専攻卒業。外資系企業勤務後、拠点をアメリカ・ニューヨークに移し、2014年に米国IPHI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。現在、IPHI日本代表、Sleeping Smart Japan株式会社代表取締役。子どもの睡眠の悩みに関して、オンラインや講演などの活動を通じて累計約10万人に科学的な寝かしつけメソッドを伝授。寝かしつけの悩みを解決するおくるみスリーパーや遮光シートも開発。二児の母
三池輝久[ミイケテルヒサ]
小児科医、小児神経科医。熊本大学病院長、日本小児神経学会理事長、兵庫県立リハビリテーション中央病院「子どものリハビリテーション睡眠・発達医療センター」センター長などを経て、熊本大学名誉教授、日本眠育推進協議会理事長。子どもの睡眠障害の臨床および調査・研究活動は30年を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
睡眠は人間にとって必要不可欠。成長期の子どもにとっては、脳の発達、学習や記憶の形成、感情の安定、免疫システムの強化、注意力と集中力などに関係してくるので、非常に重要です。
この本では幼児〜中高生、とくに小学生の睡眠にスポットを当てて、勉強にもスポーツでも最大限の能力を発揮でき、賢い子に育つ睡眠メソッドをご紹介します。とくに中学受験のための通塾などで睡眠時間の確保が課題となっているご家庭には必見の内容です!