内容説明
英語には「語句の順序が変わると、意味も変わる」という特徴があります。この特徴を教育に活かし開発されたのが「意味順」です。意味順はたった1つのパターンで英文のしくみを可視化できるもので、最新の教育言語学の研究成果に基づいたメソッドです。意味順メソッドを利用した英語教育は多数の中学・高校でも行われており、その高い有効性が報告されています。
目次
第1部 英文法の効果的な学び方(なぜ「日本の学習者は英語が苦手」なのか?;「意味順」で英文のしくみが理解できる ほか)
第2部 文のカタチを知ろう(第1文型(SV)
第2文型(SVC) ほか)
第3部 文法項目を知ろう(動詞;基本時制 ほか)
第4部 文をつくるための品詞をもっと知ろう(名詞;代名詞 ほか)
著者等紹介
田地野彰[タジノアキラ]
京都大学名誉教授。名古屋外国語大学教授。言語学博士(Ph.D.)。専門は教育言語学・英語教育。英語教育分野における代表的な国際誌ELT Journal(英国オックスフォード大学出版局)の編集委員をはじめ、国内外の主要学術誌の編集・査読委員、一般社団法人大学英語教育学会理事・副会長などを歴任。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)