内容説明
人びとは大昔から星の美しさに魅了され、さまざまな物語を生みだしてきました。ギリシャ、日本、中国、ポリネシアなど世界各地に伝わる星の伝説が22編。夜空をながめる楽しみがひろがります。小学中級から。
目次
天にとどいた竹の子(こと座・わし座)
女神ののろい(おおぐま座・こぐま座)
鹿になったりょうし(こいぬ座)
天のくま狩り(おおぐま座)
ぶたにばけた七つ星(北斗七星)
北極星もうごく(こぐま座)
怪力ヘルクレス(しし座・うみへび座・かに座・りゅう座・ヘルクレス座)
娘のゆくえ(おとめ座)
美しい友情(ヘルクレス座)
仲よしきょうだい星(さそり座)〔ほか〕
著者等紹介
野尻抱影[ノジリホウエイ]
1885年神奈川県に生まれる。早稲田大学英文科卒業。東西諸民族の星の研究家として有名。児童向け図書も多数ある。1977年10月没
出版社内容情報
世界各地で、大昔から人びとが生みだしてきた星の伝説22編を、よく知られた星座に結びつけ、やさしく紹介。1961年の発刊以来、天文を学ぶ楽しみを伝えてきた名著を文庫化。