内容説明
腰布とサンダルしか身につけなかったガンジーは、なぜこのように有名なのでしょうか?職業ももたず、財産とよべるものは、何ひとつもつことがなかったガンジー。しかし、ガンジーが暗殺されたとき、その葬儀には、世界の半数以上の国の代表者たちが参列しました。ガンジーは、イギリスから、その帝国の宝石であったインドを、戦争もなしに手放させ、独立に導いたのです。ガンジーは、現代の聖者でした。その信念のうち、何よりも大切なのは、非暴力主義で、不正とたたかうには暴力を使うほかないのだという迷信をやぶり、不正をうちくだき、勝利をもたらしたのです。小学中級から大人まで。
目次
分水嶺―人生の変わり目
統治されるもの
はじめての抵抗運動
インド国民会議のたてなおし
不服従運動
円卓会議
分割
たったひとりの部隊
最後の断食
インドと世界へのガンジーの贈りもの〔ほか〕
出版社内容情報
イギリスからインドを独立に導いたガンジーは、現代の聖者だった。非暴力主義で不正を打ち砕き、勝利したその生涯を描く。 小学校高学年から