内容説明
「今日は電車を見にいこう!」と、保育園を出発した先生と子どもたち。駅の構内で、にぎやかにおしゃべりしていた子どもたちが、「ぬきあし、さしあし、しのびあし…」、腰を低くし、絵本『どろぼうがっこう』をまねして歩きだした!子どもの本の専門店・メルヘンハウスの情報紙に連載された、おもしろくてあたたかい、子どもたちとのエピソード60編を、絵本とともに紹介。
目次
0・1・2歳の子どもたちと読んだ絵本(おつかい―だいこんを買いにいく!?;おやすみなさいコッコさん―お月さまは、わたしのあこがれ ほか)
3歳の子どもたちと読んだ絵本(はけたよはけたよ―しっぽがピューンとはえちゃう?!;さつまのおいも―絵本の力に救われた、おいもほり ほか)
4歳の子どもたちと読んだ絵本(エミールくんがんばる―子どもは、本当のヒーローを知っている;おおかみと七ひきのこやぎ―絵本のイメージで遊ぶ子どもたち ほか)
5・6歳の子どもたちと読んだ絵本(11ぴきのねこふくろのなか・11ぴきのねことへんなねこ―何人もあつまって遊ぶのは、おもしろいに決まっている;どろぼうがっこう―ぬきあし、さしあし、しのびあし ほか)
著者等紹介
安井素子[ヤスイモトコ]
愛知県に生まれる。1980年より、公立保育園の保育士として勤める。保育士歴は、20年以上。日本保育学会員。1997年から、4年間、椎名桃子のペンネームで、月刊誌「クーヨン」(クレヨンハウス)に、園での子どもたちとの日々を、エッセイにつづる。メルヘンハウスの情報紙「ひろばメルヘン」で、「子どもに学ぶ・本の読み方」を好評連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)