内容説明
ぼくが招待されたのは、SNSの仮想空間「奇譚ルーム」。ぼくをふくむ10人のゲストが、奇譚‐不思議な話‐を語りあうために集まった。そのとき突然、発言主不明のふきだしが現れる。「わたしは殺人者。これから、きみたちをひとりずつ殺していくのだよ」殺人者とはいったいだれなのか?死の制裁にはなんの目的があるのか?衝撃のラストがきみを待っている!
著者等紹介
はやみねかおる[ハヤミネカオル]
1964年4月16日、三重県に生まれる。三重大学教育学部数学科を卒業後、小学校の教師となり、クラスの子どもたちに読み聞かせするための物語を書きはじめる。1989年「怪盗道化師」で、第30回講談社児童文学新人賞に入選し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
「都会のトム&ソーヤ」シリーズや「名探偵夢水清志郎」シリーズ(いずれも講談社)のベストセラー作家、はやみねかおるがヤングアダルト向けに書き下ろしたミステリー。SNSの仮想空間「ルーム」で繰り広げられる殺人ゲームの行方は?