朝日選書 喜怒哀楽のお経を読む

著者:釈 徹宗【著】
出版社:朝日新聞出版

商品説明

内容説明

著者は僧侶で宗教学者。『歎異抄』『維摩経』のわかりやすく深い解説は評判だ。認知症の介護、喪失体験にも向き合っている。本書は、人間のこころを奥底からとらえる「恐れ、怒り、笑い、悲哀、老・病・死」をお経で読み解く。あるひとりのフリーライターが仏教学者、宗教学者、芸能研究者、心理学者、NPO法人・死を考える会代表に、現代人の悩みと苦しみを問いかけて、答えに耳をかたむけた。お経は解きほぐされ、仏典のエピソードは、現代の問題と結びついて身近だ。「恐れ」については、『恐怖経』『日本霊異記』を、「怒り」は『誹謗経』からアンガーマネジメントへ、「笑い」は『百喩経』『薔薇の名前』、禅、落語を手がかりにした。そして「悲哀」は『観無量寿経』と『涅槃経』や『歎異抄』をひもとき、「老・病・死」は『大般涅槃経』にみるブッダの臨終へ…。仏教の知恵はこころの苦しみから一歩を踏み出す指針に満ちている。



目次

第1章 「恐れ」について、ある仏教学者がお話しします
第2章 「怒り」について、ある宗教学者がお話しします
第3章 「笑い」について、ある芸能研究者がお話しします
第4章 「悲哀」について、ある心理学者がお話しします
第5章 「老・病・死」について、NPO法人・死を考える会代表がお話しします



著者等紹介

釈徹宗[シャクテッシュウ]
1961年生まれ。宗教学者・浄土真宗本願寺派如来寺住職、相愛大学学長、特定非営利活動法人リライフ代表。専門は宗教思想研究。大阪府立大学大学院人間文化研究科比較文化専攻博士課程修了。論文「不干斎ハビアン」で涙骨賞優秀賞、『落語に花咲く仏教 宗教と芸能は共振する』で河合隼雄学芸賞、また仏教伝道文化賞・沼田奨励賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

現代人のかかえる悩み「恐れ」「怒り」「笑い」「悲哀」「老・病・死」をめぐって、多様な思想をたくわえるお経のエッセンスを紹介し、ときに『日本霊異記』、『薔薇の名前』まで手をのばして、問いかけと答えでやさしく展開する。仏教の知恵まんさいの処方箋。著者は僧侶で宗教学者。『歎異抄』、『維摩経』のわかりやすく深い解説は評判だ。認知症の介護、喪失体験にも向き合っている。本書は、人間のこころを奥底からとらえて離さない「恐れ、怒り、笑い、悲哀、老・病・死」をお経で読み解く。あるひとりのフリーライターが仏教学者、宗教学者、芸能研究者、心理学者、NPO法人・死を考える会代表に、現代人の悩みと苦しみを問いかけて、答えに耳をかたむけた。お経は解きほぐされ、仏典のエピソードは、現代の問題と結びついて身近だ。「恐れ」については、『恐怖経』、『日本霊異記』を、「怒り」は『誹謗経』からアンガーマネージメントへ、「笑い」は『百喩経』、『薔薇の名前』、禅、落語を手がかりにした。そして「悲哀」については『観無量寿経』と『涅槃経』や『歎異抄』をひもとき、「老・病・死」は『大般涅槃経』にみるブッダの臨終へ……。仏教の知恵はこころの苦しみから一歩を踏み出す指針に満ちている。◯目次第一章 「恐れ」について、ある仏教学者がお話しします第二章 「怒り」について、ある宗教学者がお話しします第三章 「笑い」について、ある芸能学者がお話しします第四章 「悲哀」について、ある心理学者がお話しします第五章 「老・病・死」について、NPO法人・死を考える会代表がお話しします




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