朝日選書 国民義勇戦闘隊と学徒隊―隠蔽された「一億総特攻」

著者:斉藤 利彦【著】
出版社:朝日新聞出版

商品説明

内容説明

敗戦間際の1945年―本土決戦に備えて組織された「国民義勇戦闘隊」の動員が実行されようとしていた。その具体的な計画などをまとめた新資料が近年、日本各地で発見された。国民義勇戦闘隊とは、女性や少年を含めた一般国民を戦闘員とする部隊。男性は15歳から60歳、女性は17歳から40歳までを対象とし、兵役を課した。全国で準備が進められ、本土決戦の際には兵士とともに武器を持って戦闘に加わることが義務づけられていた。国民義勇戦闘隊に関連する資料は、終戦後すぐに焼却命令が出され、組織的に隠蔽されたはずだった。長く眠っていた資料から浮かび上がってきたのは、「皇国護持」の名の下に国民総動員の戦闘が寸前まで迫っていた事実。竹ヤリ・手榴弾投擲・毒ガス訓練・肉弾攻撃・挺身斬込…戦後70年以上経て明らかになる「国民皆兵」「一億総特攻」の中身とは。その実像に迫った。



目次

第1章 「本土決戦」と国民義勇隊の創設
第2章 「一億総特攻」への準備
第3章 各地における国民義勇隊の結成と動員
第4章 老若男女に課せられた兵役
第5章 国民義勇戦闘隊の戦闘方法と『国民抗戦必携』
第6章 学徒義勇隊と戦闘訓練
第7章 国民義勇戦闘隊の戦死者



著者等紹介

斉藤利彦[サイトウトシヒコ]
1953年福島県生まれ。学習院大学文学部教育学科教授。博士(教育学)。東京大学法学部卒業、同大学院教育学研究科博士課程修了。学習院大学助教授などを経て、94年より現職。専門は日本近代教育史、青年の自己形成史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

女性や少年も含めた一般国民を戦闘員として動員する「国民義勇戦闘隊」。敗戦間際の1945年、本土決戦に備えて組織された部隊の新資料が、戦後70年以上経て発見された。「1億総特攻」の戦闘が寸前まで迫っていた実態を第一級の資料が示す。




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