朝日選書 ナショナリズムを陶冶する―ドイツから日本への問い

著者:藤田 直央【著】
出版社:朝日新聞出版

商品説明

内容説明

ナショナリズムとは何か。国民が「わが国」をつくる主人公となった近代以降の国民国家において、「国民がまとまろうとする気持ちや動き」であると著者は考える。理念なき愛国心を叫ぶ指導者が闊歩するなか、日本人は自らの写し絵であるナショナリズムをいかに導くべきか。日本と似た近現代史を歩んだドイツに赴き、ナショナリズムが生んだ巨大な闇としてのナチズムに戦後どう向き合い、教訓を継承し続けてきたのかを取材。再統一から30年を経た今も東西に残る意識の違い、排外的な新興右翼の台頭など、今のドイツが抱える問題も考察する。朝日新聞記者として主に日本政治を追ってきた著者が、ドイツの模索を活写しつつ、日本人が問い直すべきナショナリズムについて大きな一石を投じる。



目次

プロローグ 日本からドイツへ
第1章 ニュルンベルク プロパガンダを刻む古都
第2章 ダッハウ 強制収容所跡を歩く
第3章 ベルリン 再統一から30年、現代史凝縮の地
第4章 フランクフルト 抵抗を学ぶ教育現場
第5章 ブラウンシュバイク 戦後の和解支えた国際教科書
第6章 ブッヘンバルトとワイマール ホロコーストと市民
第7章 再びフランクフルト 指導者の決意表明
エピローグ ドイツから日本へ



著者等紹介

藤田直央[フジタナオタカ]
1972年京都府生まれ。京都大学法学部を卒業し、朝日新聞で主に政治部に所属。米ハーバード大学客員研究員、那覇総局員、外交・防衛担当キャップなどを経て2019年から編集委員(日本政治・外交・安全保障)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

ナショナリズムとは何か。国民が「わが国」をつくる主人公となった近代以降の国民国家において、「国民がまとまろうとする気持ちや動き」であると著者は考える。理念なき愛国心を叫ぶ指導者が闊歩するなか、日本人は自らの写し絵であるナショナリズムをいかに導くべきか。日本と似た近現代史を歩んだドイツに赴き、ナショナリズムが生んだ巨大な闇としてのナチズムに戦後どう向き合い、教訓を継承し続けてきたのかを取材。再統一から30年を経た今も東西に残る意識の違い、排外的な新興右翼の台頭など、今のドイツが抱える問題も考察する。朝日新聞記者として主に日本政治を追ってきた著者が、ドイツの模索を活写しつつ、日本人が問い直すべきナショナリズムについて大きな一石を投じる。




【ご確認ください】

ご注文確定時に在庫切れの場合もございます。
 ご注文時の在庫先によっては4日以上(〜7日)かかる場合もございます。 当ストアではお取り寄せのご対応を行っておりません。

ご予約品と既刊商品カート・ご注文番号が分かれます
 ひとつのご注文番号におまとめすることはできません。
 ※ご予約品のうち、発売日が同じ商品のみひとつのカート・ご注文番号でご注文可能です。
 ※送料はご注文番号ごとに計算されます。

■ギフトなどのためにお届け先を別住所に登録されましても、金額入りの明細書は商品に同梱されます。当ストアでは一切のギフト対応を行っておりません。

■ご注文・お問い合わせの前に「お買い物ガイド」「ご注意点」をよくお読みください。

■お届け日のご指定は承っておりません。

■「帯」はお付けできない場合がございます。