朝日選書 平安人の心で「源氏物語」を読む

著者:山本 淳子【著】
出版社:朝日新聞出版

商品説明

内容説明

平安貴族の意識と記憶をひもとき、リアルな宮廷社会へと読者を誘う。そこに生きた平安人と同じ心で読めば、『源氏物語』の本当の面白さが、その奥深さが見えてくる。なぜ、宮廷の女君たちは、かくも熱中したのか?平安をひもとく全六十五編!



目次

第1章 光源氏の前半生(一帖「桐壷」―後宮における天皇、きさきたちの愛し方;二帖「帚木」―十七歳の光源氏、人妻を盗む ほか)
第2章 光源氏の晩年(三十四帖「若菜上」前半―紫の上は正妻だったのか;三十四帖「若菜上」後半―千年前のペット愛好家たち ほか)
第3章 光源氏の没後(四十二帖「匂兵部卿」―血と汗と涙の『源氏物語』;四十三帖「紅梅」―左近の“梅”と右近の橘 ほか)
第4章 宇治十帖(四十五帖「橋姫」―乳を奪われた子、乳母子の人生;四十六帖「椎本」―親王という生き方 ほか)
第5章 番外編 深く味はふ『源氏物語』(平安人の占いスタイル;平安貴族の勤怠管理システム ほか)



著者等紹介

山本淳子[ヤマモトジュンコ]
1960年、金沢市生まれ。平安文学研究者。京都大学文学部卒業。石川県立金沢辰巳丘高校教諭などを経て、99年、京都大学大学院人間・環境学研究科修了、博士号取得(人間・環境学)。現在、京都学園大学人間文化学部歴史民俗・日本語日本文化学科教授。2007年、『源氏物語の時代』(朝日選書)で第29回サントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

【文学/文学総記】日本文学の最高傑作『源氏物語』。現代の読者が、少しでも平安社会の意識と記憶を知り、その空気に身を浸しながら読めば、物語をもっとリアルに感じることができるのではないか。本書は、平安人の世界を様々な角度からとらえ、読者を誘うことを目指した一冊。




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