日本語 語感の辞典

著者:中村 明【著】
出版社:岩波書店

商品説明

内容説明

「発想・着想・思いつき」「心得・素養・たしなみ」「感激・感動・感銘」…意味は一様であっても言葉には微妙な「語感(=語のもつ感じ)」の違いがある。著者の日本語研究の集大成として、「語感の違い(=ニュアンス)」を中心に解説した初の辞典が誕生。最適かつ多彩な言葉を探りながら、日本語の生きた知識が身に付く、蘊蓄満載の読める辞典。



著者等紹介

中村明[ナカムラアキラ]
1935年9月9日山形県鶴岡市生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。国際基督教大学助手等を経て国立国語研究所室長・成蹊大学教授・早稲田大学教授を歴任し、現在早稲田大学名誉教授・山梨英和大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

語感とは?
〈語感が鋭い詩人〉というように、「言葉に対する感覚」の意味もありますが、本辞典では、言葉の微妙な意味合い・イメージ・雰囲気など「言葉のもつ感じ」を対象としています。この語感の違い(=ニュアンス)が言葉の使い方を左右しています。

・最適なことばを探すために
各語のニュアンスを理解できるように、対比的な特徴を解説しました。

・多彩なことばを知るために
50音順の配列なので引きやすく、また類義語がひと目でわかります。

・ことばを使い分るために
語感を反映した文例や、文学作品に出現する実例から使い方がわかります。



● 著者からのメッセージ
 言葉が運ぶのは情報だけではない.そう表現した人自身も相手に伝わる.意味で「宵」「晩」「夜」を区別し,語感で「夕方」「夕刻」「夕暮れ」「たそがれ」を使い分ける。意味と語感の双方から最適の一語にしぼる過程で意味を調べる国語辞典は多いが,語感を知る手がかりとなる専門辞典は存在しない。雑誌の座談会(「語感とイメージ」1980年)で辻邦生・大岡信・谷川俊太郎の三氏と語感について語り合ってから三十年,折々考えた多彩な語感のヒントを集大成したこの辞典が日本語の表現の勘をみがく刺激になればと願う。

中村明著 岩波新書
「語感トレ−ニング ― 日本語のセンスをみがく55題」 もどうぞ




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