1インチの攻防―NATO拡大とポスト冷戦秩序の構築〈上〉

著者:サロッティ,M.E.【著】〈Sarotte,Mary Elise〉/岩間 陽子/細谷 雄一/板橋 拓己【監訳】
出版社:岩波書店

商品説明

内容説明

ベルリンの壁の崩壊から一年足らず、ドイツ統一は猛烈な勢いで実現した。その過程で、「1インチたりとも」NATOは拡大しない、という約束は交わされたのか。外交史研究の第一人者が膨大な外交文書と当事者へのインタビュー記録を駆使して著した本書は、アメリカ・ロシア・欧州各国のリーダーたちがNATO拡大をめぐってせめぎあう一九九〇年代のドラマである。上巻では、冷戦の終焉からドイツ統一、ソ連の解体、そして米ロ関係が良好な時期を迎えた九〇年代前半を扱う。現在の世界をも照らし出す一級の現代史。



目次

排除されていく選択肢
第一部 収穫と嵐 一九八九‐九二年(二つのドレスデンの夜;冗談じゃない;境界線を越える;忘却と好機)
第二部 天候回復 一九九三‐九四年(三角を四角にする)



著者等紹介

サロッティ,M.E.[サロッティ,M.E.] [Elise Sarotte,Mary]
ジョンズ・ホプキンス大学高等国際関係大学院教授。外交史研究。とりわけ冷戦終結からポスト冷戦期に関する研究を続ける

岩間陽子[イワマヨウコ]
政策研究大学院大学教授。国際政治・欧州安全保障

細谷雄一[ホソヤユウイチ]
慶應義塾大学法学部教授。国際政治史・イギリス外交史

板橋拓己[イタバシタクミ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授。国際政治史・ヨーロッパ政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



出版社内容情報

ベルリンの壁の崩壊から一年足らず、ドイツ統一は猛烈な勢いで実現した。その過程で、「1インチたりとも」NATOは拡大しない、という約束は交わされたのか。外交史研究の第一人者による本書は、アメリカ・ロシア・欧州各国のリーダーたちがポスト冷戦秩序の構築へ向けて繰り広げた一九九〇年代の壮絶な権力ドラマである。




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