内容説明
戦争経験者、ジャーナリスト、弁護士、元自衛官、宗教者、母として。安倍政権が強行に成立させた安保法制の憲法違反を訴えて、一〇代から九〇代まで、さまざまな立場の、多くの市民が立ち上がっている。自らの戦争体験、あるいは職業経験・信条、知見から発せられる、安保法制に対するさまざまな批判の声を集めた、闘いの記録。
目次
第1章 安保法制 いま何が起きているのか(戦争犯罪への加担「知る権利」が危機に(戦場ジャーナリスト・志葉玲)
中東からの信頼を破壊(パレスチナの子どもの里親運動・岡本達思) ほか)
第2章 戦争体験と平和への祈り(孤児の苦しみ繰り返すな(戦争体験者・金田マリ子)
東京大空襲の記憶(戦争体験者・河合節子) ほか)
第3章 脅かされる平和と市民生活(若者も感じる現実的不安(高校生・荒尾歩)
原発が攻撃されたら(元原発技術者・小倉志郎) ほか)
第4章 私たちは訴え続ける(立憲主義を守りたい(福祉施設職員・菱山南帆子)
「慰安婦」抹殺を許さない(元NHKディレクター・池田恵理子) ほか)
出版社内容情報
安倍政権が強行に成立させた安保法制の違憲を訴えて、多くの市民が立ち上がっている。49人の切実な声を集めた闘いの記録。