商品説明内容説明
鋭敏な色彩感覚に恵まれた眼と手を頼りに、国内はもとよりシルクロードからヨーロッパ大陸、アフリカ、南米まで、「失われた色を求めて」精力的に駆け回り、古の日本の色を現代に甦らせた植物染の第一人者、吉岡幸雄(1946‐2019)。色と染と織の世界を歯切れよい筆致で描いて多くの読者を獲得した著者が遺したエッセイのうち単行本未収録のエッセイで辿る染織の道、色彩に賭けた著者の情熱(カラー図版多数)。
目次
1 失われた色を求めて(古儀に準じて;薬師寺玄奘会 ほか)
2 私の色見本(生命の色‐赤;高貴な色‐紫 ほか)
3 染織史を歩く(卑弥呼の赤;絞 ほか)
4 染屋覚書(幼きころに見たもの;新年の彩鮮烈な赤 ほか)
著者等紹介
吉岡幸雄[ヨシオカサチオ]
染師・染織史家・「染司よしおか」五代目。1946年、京都市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集・広告の仕事を経て、88年に生家である「染司よしおか」を継ぐ。植物・天然染料による染色を専らとして、日本の伝統色と染織の歴史を研究。2002年、東大寺大仏開眼1250年慶讃大法要にあたり管長の紫衣・糞掃衣・開眼の縷等を制作。08年には成田空港第二ターミナル到着ロビーのアートディレクターを務める。10年に菊池寛賞受賞。11年、吉岡幸雄と染司よしおかの情熱を追ったドキュメンタリー映画「紫」が完成(企画制作 株式会社ATMK)。12年にNHK放送文化賞受賞。16年、英国のヴィクトリア&アルバート博物館に日本の70色が永久保存される。19年9月30日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社内容情報
鋭敏な色彩感覚に恵まれた眼と手を頼りに、国内はもとよりシルクロードからヨーロッパ大陸まで「失われた色を求めて」精力的に駆け回り、日本古来の色を現代に甦らせた植物染の第一人者、吉岡幸雄。色と染と織の世界を歯切れよい筆致で綴り、多くの読者を獲得した著者が遺した単行本未収録のエッセイでたどる、染と織の道。
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