山岡士郎は言いました。
「最高の枝豆です。これ以上の物はありません。」
(美味しんぼ 第14巻 第2話)
これは、丹波の黒大豆枝豆を指して発した言葉です。
その「丹波の黒大豆枝豆」の中でも当店が扱う この「いくた農園」の枝豆は「無農薬・無化学肥料栽培」なんです。
(丹波篠山産でも極わずか)
山岡士郎をして「最高の枝豆」と言わしめ「無農薬・無化学肥料栽培」で手間ひま掛けて育てた、安全、安心、そして美味しい究極の黒大豆枝豆をお届けいたします。
茹で上がったばかりの黒大豆枝豆、ホクホクしてとっても美味しそうです。
大昔、丹波篠山の大地は湖の底に位置していたため、その土は粘土質で栄養分が豊富です。
盆地がゆえに、山脈から流れる水分や栄養分がしっかり大地に貯蔵され、さらに「丹波霧」と呼ばれる早朝の濃霧は、黒大豆の葉に潤いを与えてくれます。
年間の気温差も昼夜の温度差も大きいという厳しい気候条件と、粘土質の土壌が大きさ、甘み、旨み、コクの全ての条件が揃った良質な黒豆を育みます。
10月の初旬は莢の色は緑で綺麗ですが、中旬ごろから徐々に黒い斑点や黄みを帯び、月末には相当見栄えが悪くなります。
しかし味わいは見かけに反比例し、甘味、コク共に非常に強くなります。ゆで時間も徐々に長めになります。固めのゆで時間では全く美味さが味わうことが出来ません。栗のように「ほくほく」と頂く柔らかさがベストです。
農薬も除草剤も使用しないで育てた枝豆は、虫食いがたくさんあります。その為大勢のスタッフで厳しく検品します。大量のロスを出しながらも当日収穫した枝豆は、当日出荷にこだわります。
いつまでも口に残る甘みが強いのが「いくた農園の黒豆」の特徴です。毎年アルバイトさん(主婦)が「今まで食べてきたものは何だったのか」と言います。
「おそらく丹波篠山の全黒豆生産農家のうち、無農薬栽培をしている農家は5%もないだろう」と生田農園・生田さんはおっしゃいます。完全無農薬の有機肥料のみで作られる丹波の黒豆枝豆は「おそらく全収穫量の1%を切るほどしかないのでは」とのこと。
今回ご提供する黒豆枝豆は「本黒」と呼ばれるものです。
「本黒」と呼ばれるにふさわしい「黒豆枝豆」は、農薬栽培品を含めてもその絶対量が少なく、「常識的には一般的なスーパーで出まわるはずがない程少ない」と丹波篠山の生産者さんたちは言っています。
もともとが希少品の上に「完全無農薬」さらには「有機肥料栽培品」となれば天文学的に「希少品」であることは既にわかっていただけるのではないでしょうか?
作地面積当りの収穫高は、農薬使用栽培の3割にしか過ぎません!多少値が張るのはご了承ください。
嵩上げ無し!枝からサヤを外して厳しく選別し、良品のみをお客様にお届けいたします。
サヤの状態で販売する。これは生産者側の立場にたつと販売できる量が減ることになります。枝付ならば少々の豆の不良物があっても取っていないことが多く、また、実際には食べられない枝の重量分が水増しされることになり、その分、割安で提供できますが、実際に食べられる量は減ることになります。
出荷前日に収穫し、その日にサヤを外して検品、翌日には出荷するようにしています。「サヤ取り」はすべて手作業で行いますので、確実に良品のみを検品の上、出荷いたします。これはどこの農家さんでも真似できるものではありません。
ゆであげたばかりの「黒豆枝豆」。ホッカホカでも冷やしてもこの枝豆を食べると、他の枝豆は食べられなくなっちゃいます。
※発送日限定商品です!