面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ: 足元に広がる「知的なたくらみ」 (王様文庫 A 103-1)
踏まれてみたり、寄生したり、あえて枯れてみたり… どんな雑草もボ~ッと生えてるわけじゃない 雑草たちのバラエティに富んだ 命をつなぐための「知的なたくらみ」を ユーモアと愛情あふれる文章で紹介する本。 どうして炎天下でも枯れないの なぜ横に横にと生える 地下に花を咲かせるメリットは ――全部、理由があるのです 「上に伸びる」だけが能じゃない 「均一にそろわない」という強み 甘い蜜、きれいな花には「裏」がある 招かれざる昆虫に“お引き取り願う”ために 「刈られるほど元気」になる奇妙な進化 全滅を避けるための「だらだら作戦」 「メリットのある相手」をシビアに選別 「図鑑の分類」に収まりきらない自由さ 冬眠ならぬ「夏眠」で負け戦を回避 「時代遅れの強さ」を体現 ……読めば「身の回りの雑草」の見え方が変わります