日本史の内幕 - 戦国女性の素顔から幕末・近代の謎まで (中公新書)
豊臣秀吉と徳川家康が転機を迎えた「史上最強のパワースポット」とは。秀頼は本当に秀吉の子なのか。著者が発見した龍馬や西郷の書状の中身は。「昭和天皇を育てた男」の和歌集に秘められた思い――。当代随一の人気歴史家が、日本史の謎の数々に迫る。古文書の中から見えてくる、本当の歴史の面白さがここに 【目次】 第1章 古文書発掘、遺跡も発掘 油酒樽に詰まった埋蔵金 羽生君、「殿」を演じる 一八四〇年豪農の豪華な旅 昭和天皇を育てた男 など 第2章 家康の出世街道 浜松に史上最強の霊地 三方ヶ原の戦いの真相 真田の首に語りかけた言葉 水戸は「敗者復活」藩 など 第3章 戦国女性の素顔 「築山殿」の元の名は 美女処刑と信長の死 「直虎」を名乗った者は 秀吉は秀頼の実父か など 第4章 この国を支える文化の話 信長と同時刻生まれの男 江戸期の婚礼マニュアル 我々は「本が作った国」に生きている 昭和初年の美容整形 など 第5章 幕末維新の裏側 西郷書簡と日本の歯科 「民あっての国」、山田方谷の改革 会津で戦死、若き親戚を弔う など 第6章 ルーツをたどる 隠された「宇喜多」姓 黒田家は播磨から