大学職員のリアル-18歳人口激減で「人気職」はどうなる? (中公新書ラクレ 798)

噂の人気職「大学職員」のリアルに迫る 大学職員は「年収一千万円以上で仕事も楽勝」と噂の人気職だが、はたして真相は? 大企業と似たような仕事内容がある一方、オーナー一族のワンマン経営で、ブラック職場の例もある。国公私立でもまた事情は千差万別。 私立大学の元職員である二人の著者が、学生や外部からは見えにくい組織のピンキリな舞台裏を明かしつつ、18歳人口が激減する業界の将来不安、職員が抱えがちなキャリアの悩み、教員との微妙な関係性、そして高度専門職としてのモデルや熱い想いを伝える。 それでも大学職員になりたい人、続けていきたい人、辞めようかどうか迷っている職員のための必読書。 本書の目次(一部抜粋) まえがき――ネット上の噂は本当か? 1章 誤解されがち 大学職員というお仕事 ・「楽で稼げる仕事」? ・時代の変化、期待される役割の変化 ・「学生と接する仕事」ばかりではない ・国立、公立、私立でこれだけ異なる ・小・中・高校の事務職員との違いは? ・職員と教員のすれ違い ・「大規模な難関校なら安泰」は本当か? ・国立大学職員の特殊な異動・昇進事情  コラム1 危ない情報源、信頼で