江戸城 (図説 日本の城と城下町(3))

城下町の痕跡を探して江戸東京を歩く面白さ 江戸城は今も東京の中心に息づいている――。徳川家康の入城を機に発展し、大火と再建を繰り返しながら拡大してきた大城下町・江戸の見どころを徹底解説。現地写真のほか古地図や絵図、地形図を駆使して、巨大都市・東京に埋もれた歴史の地層を掘り起こし、町々の随所に秘められた物語と痕跡をたどる。城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪するシリーズ第3弾。城を愛する落語家・春風亭昇太氏の巻頭インタビューも収載。 〔本書の特色〕 江戸城は天下を統【す】べる城だった 江戸城の本格的な普請は、家康が征夷大将軍となって以降に始まった。 天下を統べるにふさわしい、比類なき大城郭をすみずみまで探訪する。 江戸城を深く知る手がかりは城下町 本来、城づくりは、城下町まで含めて計画されるもの。 城下町を探れば、江戸幕府を260年余り続けた、徳川家の都市計画が見えてくる。 「江戸東京の文化」も楽しむ 世界屈指の百万都市へと急成長を遂げた江戸では、独自の生活文化や娯楽が生まれた。 城めぐりをしたあとには、江戸時代から続く文化を味わう。 城を愛する落語家・春風亭昇太氏の