昭和16年夏の敗戦-新版 (中公文庫 (い108-6))
各界の著名人が絶賛 日本的組織の構造的欠陥に迫る、全国民必読の書 〈広く読まれるべき本。講演で何度もすすめている〉 小泉純一郎(元内閣総理大臣) 〈データを無視し「空気」で決める。 この日本的悪習を撤廃しないかぎり、企業の「敗戦」も免れない〉 冨山和彦(経営共創基盤代表取締役CEO) 〈これは過去の歴史ではない。いまだ日本で起きていることだ〉 堀江貴文 〈私は、本書をまずまっ先に読むように若い学生諸君に伝えたい〉 橋爪大三郎(社会学者、大学院大学至善館教授) 〈結論ありきで大勢に流される日本の弱点が活写され、時代を超えて私たちに問いかける。あれからいったい何が変わったのか、と〉 三浦瑠麗(国際政治学者) 日米開戦前夜、四年後の敗戦は正確に予言されていた 平均年齢33歳、「総力戦研究所」の若きエリート集団が出した結論は「日本必敗」。それでもなお開戦へと突き進んだのはなぜか。客観的な分析を無視し、無謀な戦争へと突入したプロセスを克明に描き、日本的組織の構造的欠陥を衝く。 〈巻末対談〉石破 茂×猪瀬直樹