田中角栄こそが対中売国者である 〈佐藤慎一郎・総理秘密報告書〉を読み解く

鬼塚英昭・最後の著作。「人生の最後に、素晴らしい男に出会えた」-鬼塚英昭氏・病床での言葉 「素晴らしい男」とは清貧・反骨の中国学者・佐藤慎一郎であり、氏が32年3ヶ月書き続けた〈総理大臣秘密報告書〉を奇縁で入手、徹底分析し、角栄の中国利権の全貌を明らかにする。 3000億円対中援助の見返りリベート300億円 「なぜ角栄は、田中軍団の維持費、年間3億円著超の弁護費用を捻出できたのか」・・・・あの立花隆の積年の疑問が白日の下に 空港も地下鉄も高速道路も、学校も病院も、みな日本の援助で造ったのに、なぜ中国は感謝しないのか―それは、日本の黒い秘密を中国共産党は知り尽くしているから。 著者が最後の力を振り絞って対峙した巨魁、それは田中角栄であった。 [目次] [第1章]角栄に戦いを挑んだ中国学者 [第2章]田中角栄、周恩来にまんまと騙される [第3章]「日中国交正常化」交渉の奇々怪々 [第4章]対中借款リベート「三百億円」の亡霊 [第5章]角栄と〓小平によって日本は暗黒国家となった [第6章]闇将軍の金脈は中国利権だった [第7章]田中角栄と娘・田中真紀子の媚中事情 [終章]終わりなき