音楽が人智を超える瞬間 (ポプラ新書 265)
夢があるから、人生は輝く。 「マロ」の愛称で知られ26年間務めあげた 「N響第1コンサートマスター」という肩書を超えて、 様々な活動で知られる唯一無二のヴァイオリニスト。 人生、音楽、教育、多彩すぎる趣味…… ダース・ベイダーにはなれなかったが、 そのおかげで音楽に導かれて辿り着いた最高の居場所とは? ●北九州で育まれた「特異体質」 ●ウィーンで学んだ音楽の神髄 ●N響で磨かれたコンマスの流儀 ●偉大なマエストロたちとの秘話 「スター・ウォーズ」「ウルトラセブン」など幼少期の憧れと 音楽の魅力を同列で語れる著者ならではの独特の感性が満載。 クラシック音楽愛好家はもちろん、 これまで触れる機会がなかった方々も愉しく読める一冊 (目次より) 第1章 ウィーンが「音楽の流儀」を教えてくれた 16歳、目の前に積まれた100万円でヨーロッパに ヴァイオリン教師の楽譜をこっそり盗んでは練習する日々 路上演奏で腕試し イヴリー・ギトリスとの出会い 第2章 ウィーンで身につけたマロ流妄想力 「モルダウ」と「新世界」の妄想的背景 芸を極めるには妄想力を育てよ ウィーンをより理解するため