不安型愛着スタイル〜他人の顔色に支配される人々 (光文社新書)
生きづらいのは、 なぜ? ・自己肯定感が低い ・人に気を遣いすぎて、疲れてしまう ・自分が嫌われていないか、過度に気にしてしまう ・感覚が敏感で、体調を崩しやすい 対応、克服、治まで… 【内 容】 一般にもその存在と影響が広く認識されるようになった「愛着障害」。 中でも身近な問題となるのが、比較的軽度な愛着障害である「愛着スタイル」だ。 その中心を占める「不安型愛着スタイル」は、 人の顔色や気持ちに対する敏感さ、傷つきやすさ、安心感・自己肯定感の乏しさなどを特徴とする。 繊細で、共感性に優れ、優しく献身的な一面とともに、 依存しやすい、攻撃を受けやすい、利用・搾取されやすいといった弱点を抱える。 気疲れや自己犠牲が限界を超えると、心身の不調を来し、ときに別人のように怒り狂う面も。 男性の一割五分、女性の二割が該当すると推測され、 理解と知識なしには、職場や家庭で良好な関係を維持することは難しい。 本書では不安型愛着スタイルを持つ人への対応の仕方に加え、克服や治も詳述する。 【目 次】 第1章 不安型愛着スタイルの特性 第2章 不安型愛着スタイルを生む要因と背