黒漆喰(屋根用)<城かべ・黒しっくい>田川産業(株)社製品

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<城かべ・黒しっくい>
性    状 アルカリ性灰黒色粉末
主 原 料 消石灰・炭酸カルシウム・粉末糊料・植物繊維・顔料
荷    姿 20kgクラフト防湿袋
用    途 屋根面土漆喰
用    法 清水約15L、左官砂30kgと混練 鏝塗り
塗 り 面 積 16.5m2(5坪)/厚み2.5mm〜8.3m2(2.5坪)/厚み5mm

施工方法
●混練
きれいな練り舟に城かべ黒しっくい20kgと清水15L及び砂30kgを入れて、練り鍬で十分練り合わせます。

ハンドミキサー使用の場合、容器に水を先に入れておくと練りやすくなります。

城かべ油・城かべボンド等は、水で練り上げた後混入して改めて十分練り上げて下さい。混練後1〜2日置いておくと良く馴染み、塗りやすくなります。

●塗り付け
鏝で伸ばした後、表面が半乾きになる頃押さえていきます

鏝押さえを丹念にするほど色が鮮明になり、変色しません。
● 試験項目
 安定性試験
JIS A 6902
表面硬度
 JIS A 6904,6908 
接着強度
 JIS A 6909 
 耐候性試験
JIS A 5400
ウエザーメーター
 凍結融解試験 
 -30〜80℃
10サイクル
合格 7.2  2.2kgf/cm2  異常なし 異常なし
●注意事項
◆耐水性を出すためには、必ず「城かべ油」を添加してください
◆材料を1週間以上練り置く場合には糊剤(粉末銀杏草)を追加してください
◆屋根土の収縮が大きかったり水分が多すぎると、表面まで亀裂が出ることがあります。
◆鏝で伸ばした後、表面が半乾きになる頃押さえていきます
◆セメントの添加も可能ですが、強度や色合いについては施工者の判断によります
◆セメントの添加も可能ですが、強度や色合いについては施工者の判断によります


漆喰(しっくい)工法は、我が国伝統のもので、古くから城郭や神社仏閣、そして民家の壁や土蔵などに広く使われてきました。
戦後の一時期までは、町場における内外装仕上材として主流を成していましたが、高度成長期における建築様式の変化もあり、工事の量もかなり減少してきました。
原因としては、漆喰自体の存在価値がなくなったためではなく、工事に手間が掛りすぎ、建築生産のスピードに合わなくなった点が大きいと言えます。
しかし、漆喰の持つ吸放湿性、環境に対する安全性、リサイクル性、健康に対する優しさそしてシンプルな美しさなどが再認識されて、その価値が見直されつつあるのが現状です。
技術と長年の実績をもつ<城かベ>ブランドの製品は、このすばらしい伝統ある漆喰工法を単純化し、皆様に簡単に使って頂けるように「粉体から練りものまで」をテーマとした、ワイ ドなバリエーションで構成された高度な既調合漆喰です。
【※田川産業商事HPより抜粋】