セメント・モルタル・早強・防凍・亀裂防止・混和剤 ハイクリート(無機系凝結促進剤)・500g/ABC商会社製品

※写真とは袋のデザインが異なる場合がございます。

モルタルにハイクリートを添加すると、すぐれた効果を発揮!特に寒冷時、モルタル作業の、能率に大きな差が出る、早強・防凍・亀裂防止のための無機系混和剤です。

▽作業が長引くと、それだけ余計な残業費や経費が…ハイクリートを使用すると作業能率が向上して、ムダな費用を節減できます。

▽ハイクリートをモルタルに添加すると、塗り付けから仕上げ押さえまでの時間が冬場で、約4〜6時間も短く出来、就業時間内に作業を終える事が出来ます。

■ ブリージング水(浮水)が減少。骨材分離も生じにくくなります。

■ クラックが入りにくくなります。

■ 早期強度とともに長期強度もアップします。

■ 塩化物を含まないので、鉄筋腐食の悪影響もありません。

■ 防凍効果があります。

■ 500g袋入

施工方法
(1)モルタル混練
セメント・砂・水を用いてモルタルを練ります 。

(2)ハイクリート添加
混練したモルタルにハイクリートをふりかけ、混入してください

ハイクリートを投入してからは水を加えず練ってください。多少締まった感じになりますが、そのまま練り続けると、もとの軟らかに戻ります。

混入量
セメント ハイクリート
1袋(25kg) 0.5kg 1袋
2袋(50kg) 0.5kg 2袋

セメント量に対してハイクリート2%の割合で混入してください

■ 施工上の注意
▽混練の後は、1時間以内にご使用ください。
▽混練の後、一時的に締まった状態になった場合には水を加える事なく、もう一度軽く練り返すと、もとの柔らかさに戻ります。
▽ビニール袋に入ってはおりますが、保管は乾燥した場所で行い、開封したらその日のうちにご使用ください。
▽ハイクリートを低スランプコンクリート(スランプ値15cm以下)に後添加する場合には、十分混練できない可能性がありますのでご使用にならないで下さい。
▽コンクリートに使用する場合には、床用コンクリートにご使用下さい。

■ 物性
1】工事での実例
(1)札幌市 室温1〜2℃
モルタル1:3配合に、ハイクリート2%(対セメント比)添加したものを
床面に塗りつけてから、仕上げ押さえまでの時間を比較
ハイクリート2%添加モルタル 無添加モルタル
3時間30分 7時間30分


(2)札幌市外気温0℃
モルタル1:3配合に、ハイクリート2%(対セメント比)添加したものを
壁面に塗りつけてから、仕上げ押さえまでの時間を比較
ハイクリート2%添加モルタル 無添加モルタル
5時間30分 10時間30分



2】圧縮強度、曲げ強度試験結果
養生 5℃ 20℃
1日 28日 1日 28日
強度 圧縮 曲げ 圧縮 曲げ 圧縮 曲げ 圧縮 曲げ
ハイクリート
2%添加モルタル
11.4 187.5 47.8 39.3 16.7 210.5 54.3
ハイクリート
無添加モルタル
8.1 154.7 38.5 28.5 12.2 175.6 46.8

※モルタルの配合/セメント1kg・川砂2.5kg・水セメント比65%
※生コン車に投入する場合は、ハイクリートをセメント量に対して2%の割合で、投入して、均一に撹拌してから打設してください。